カテゴリ: 大人の嗜みガイド

ネクタイを締めろ。気を引き締めろ。

クールビズの流行以来、街中で、電車内で、あるいはオフィスでもノーネクタイでリラックスしているビジネスマンを多く見かけるようになった。
しかしそうした流行がある一方で、若手のビジネスマンの間で今、再びネクタイに着目する向きが増えてきている。
重要な商談やビジネスの場でネクタイをつけるのはもちろんのこと、カジュアルなoffの場でもあえてネクタイをつけることで差異化をはかり、自らを強く印象づけることができる、そのことに気付いたビジネスマンが、再びネクタイを手に取ったのだ。

シチュエーションでネクタイを、装いを使い分けろ

およそおしゃれなるものが、そしてファッションなるものがあまねくそうであるように、ネクタイの装いも、種類や締め方、シャツやスーツのセレクトなどの組み合わせによって、無数にありうる。今回は状況を、onとoffに大別して、それぞれの個別の状況にかっちりとはまりつつも同時に“自分”を打ち出せるようなコーディネートについて説明していきたい。

四種類のネクタイ、四種類の結び方


一口にネクタイといっても、その種類や結び方は非常に多岐にわたる。
今回はそんなネクタイの中から、着まわしやすさ、汎用性の高さ、結びやすさに注目して四種類のネクタイ、四種類の結び方を紹介する。
四種類のネクタイ、できれば素材にもこだわって欲しい。シルクであるのは大前提として、同じシルクでも質の良し悪しは全体の印象を左右する。いいシルクは自然な光沢と良品ならではのふくよかさを持つ。




ネクタイの種類

出典: fujimaki-select.com

まずは基本となるレギュラータイ(ダービータイ)。その名前が示す通り、もっとも一般的なネクタイで、街中で見かけるものはほとんどがこのネクタイだ。細すぎず、太すぎず、もっとも相性を気にすることがないタイプのネクタイである。

出典: item.rakuten.co.jp

続いてはナロータイ。
さきほど紹介したレギュラータイにたいしてラペルが狭いのが特徴だ。よりモード、モダンな印象を与えることができる。知的さ、繊細さすら漂う。

そして三本目はニットタイ。おそらく今日紹介する中でもっともカジュアルなネクタイである。しかしその素材の軽やかさゆえ今の暖かくなっていく時期にはぴったりで重宝するだろう。ざっくりとしたニット生地のネクタイはぐっとコーデを若々しく、垢抜けさせてくれる。ただし職場によってはNGなところもあるので注意が必要だ。

出典: yaplog.jp

出典: www.novianovio.com

最後に紹介するのはアスコットタイ。四本紹介した中でもっとも歴史があり、正装に近い。写真はいささか現代的な着こなしをしているが、例えば英国の貴族階級などは今でもモーニング三つ揃え+立て襟シャツ+アスコットタイを正装にしている。
クラシックすぎて難しいアイテムのようにも見えるが、色や素材などに注意すれば十分カジュアルに着こなせる。抜群の個性、上品さを打ち出したいときにはおすすめだ。

ネクタイの締め方

まずは定番のプレーンノット。
おそらく誰もが知っているネクタイの結び方ではないだろうか。そして同時にこの結び方しか知らないという方も多いだろう。ネクタイの締めつけ方によって結び目のサイズに融通がきくのも魅力。

続いて紹介するのはウィンザーノット。イギリスのウィンザー公が知らしめた結び方である。この結び方の特徴は二つ。
1.結び目がきれいな正三角形になる。
2.結び目にボリューム感が出せる。

三番目に紹介するのはクロスノットとよばれるもの。図抜けておしゃれで、それゆえに、悪目立ちを恐れてためらう人もいるかもしれない。しかし無地のネクタイでやればシックにまとまり、近づいてみたときにはじめてそうとわかるような「小さなこだわり」になるだろう。

出典: www.0101.co.jp

最後に紹介するのはアスコットタイの巻き方。結び方というよりは巻き方である。薄手で幅広めのものをチョイスして、襟元でくしゃっとさせると粋だ。

最後に

ある程度年をかさねた男性のおしゃれはむずかしい。若いころには着ることのできた服やスタイルが多くの場合似合わなくなっていることもあって、非常に選択肢が限られてくるからだ。
アクセトリー編集部としても常にネクタイをつけろ、と提案しているわけではない。ノーネクタイのスタイルに対して「ネクタイをつける」という選択肢を、さらには「ネクタイの種類」や「ネクタイの締め方」といった選択肢を追加することで装いに多様性をもたらすことができるんじゃないか、と提案しているのだ。
いつも同じ格好なんてつまらない。装いに振れ幅をもたせるということ。我々自身と同じように装いも多様であるということ。我々は退屈な人間なのだろうか。もしそうではないというなら、装いにもそれを反映させたいものだ。

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編集部 三宅隆平

脳髄を置いてきぼりにして走る

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