カテゴリ: 大人の嗜みガイド

上野から東京に、日本に、世界にアートを発信する

上野といえば東京を代表する観光スポットだ。パンダのいる上野動物園や西郷隆盛像にくわえてアメ横など、1日ではまわりきれないほど。
そんな中で見逃してはならないのが美術館だ。なんと上野恩賜公園だけで5つもの美術館が存在するのだ。
言わずと知れた日本の文化芸術発信の中心地上野で、美術館巡りをしてみるのはいかがだろうか?

上野にある美術館は以下の5つ。
どれもそれぞれの個性をもった美術館だ。

国立西洋美術館

出典: ja.wikipedia.org

国立西洋美術館は印象派など19世紀から20世紀前半の絵画・彫刻を中心とした展示を行っている美術館で、特に近代フランスの美術品が中心になっている。かの有名なロダンの「考える人」を筆頭に、日本でも名前を知られる近代の著名な芸術家の作品を多く所蔵する。

ほかにもモネの睡蓮など、印象派画家の作品も充実したものになっている。
教科書に名前が載っているような有名な絵画がたくさんあるここの常設展は必ず一度は押さえておきたいところ。

出典: ja.wikipedia.org

東京都美術館

上野公園の中でも少し奥まったところにあるのが東京都美術館だ。実はこの美術館、日本でつくられた公立美術館のうちで最古のものなのだという。もちろん単に古いだけではない。その企画展示は常に日本でも最大級の集客をほこるものとなっており、2012年の「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」展はその年に開かれた世界の展覧会の内で最多の動員数を記録したというほど。

出典: www.tobikan.jp

そんな東京都美術館の今年の目玉企画は何と言ってもモネ展だろう。
印象派を代表する画家として日本でも広く名前を知られたこの展覧会、たいそうな混雑が予想される。

上野の森美術館

東京都美術館が国内最古の公立美術館だとするなら、上野の森美術館を運営する公益財団法人日本美術協会は国内最古の私立美術団体である。公益財団法人日本美術協会は、代々その総裁に皇族が着任する伝統があり、その由緒正しさは折り紙つき。
常設展示は特にないが個性的な企画をおおく行っており、例えばバガボンドで知られる井上雄彦の「井上雄彦 最後のマンガ展」は大きな話題となった。

東京藝術大学大学美術館

多くの世界的アーティストを輩出してきた東京藝術大学。大学のみならず大学美術館も非常に充実しているという事実は、残念なことに意外と知られていない。実はこの大学美術館、単なる大学の付属施設ではないのだ。何と驚いたことに、その美術品収集の歴史は大学の設立に先立つのだという。
日本の芸術史を支えてきた大学の美術館という特性上、常設展では日本の名だたる巨人たちの作品に多く触れることができる上に、企画展も刺激的なものが多い。

黒田記念館

黒田記念館は日本の近代西洋絵画の父とも呼ばれる黒田清輝の絵画を展示している記念館で、国立博物館の一部になっている。
黒田清輝、というとその名前を知らない人もいるだろうが、教科書に載っているこの絵を見た人は多いのではないだろうか?この絵は湖畔という名で広く知られている絵である。
黒田清輝は、フランスに留学して(法律学を学ぶという意図のもとであったらしい)、当時花開きかけていた印象派的光の表現を日本の芸術界にもたらした。

出典: www.tnm.jp

そして特徴的なのはその建築物だ。昭和期における美術館建築として重要なものであることから国の登録有形文化財になっている。
展示されている作品と見事にマッチする建物を散策するだけでもタイムスリップしたような気分に浸ることができるだろう。

最後に

上野といえば、そのアクセスのよさも大きな魅力だ。美術館をすべて廻らずとも、下町散策の一環として上野の美術館のうち気になるものを組み込むというのも休日の過ごし方としては「アリ」だと思う。
下町であることから周辺の物価が全体的に安めなのも魅力的。
がやがやとした喧騒から身を置いて上野恩賜公園内を美術館めぐりしてみるのはいかがだろうか?

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編集部 三宅隆平

脳髄を置いてきぼりにして走る

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