カテゴリ: 大人の嗜みガイド

自宅で淹れるエスプレッソ

前回はエスプレッソの基本について書かせていただいた。

今回は、そんな魅力的なエスプレッソを自宅で楽しむ方法について書いていきたい。

エスプレッソに限らず、コーヒーや紅茶は、カフェでそれを楽しむだけではなく、自宅で自分好みの一杯を追求するというところに大きな魅力がある。
特にコーヒーの場合、コーヒー豆の選択から、挽き方から淹れ方まで、こだわろうと思えばいくらでもこだわれるため、一生モノの趣味となる。
もちろんそれはエスプレッソの場合も同様。この記事では、そんなエスプレッソの淹れ方の基本となる部分、エスプレッソマシンの種類や淹れ方を説明する。

エスプレッソマシンの種類

エスプレッソを自宅で淹れようと思ったとき、多くの場合はエスプレッソマシンを使うだろう。(直火式と呼ばれるものもあるが、また別に記事を設けて解説したい)
だが一口にエスプレッソマシンといってもいくつかの種類が存在することは意外に知られていないのではないだろうか?
この項目ではエスプレッソマシンの種類について説明する。

セミオート式

出典: www.paocoffee.co.jp

まずもっとも一般的で、同時に趣味性も高いのがセミオート式のエスプレッソマシン。
挽いてあるコーヒー豆をフィルターにつめて抽出をおこなう。
粉の挽き方や、フィルターへの詰め方等に創意工夫の余地があり、自分だけの味を追求できる。
値段も一万円台の手頃なものから、プロ向けの高いものまで幅広く、初心者にもおすすめできる。

フルオート式

出典: www.geocities.jp

続いて紹介するのがフルオート式。
マシンに水とコーヒー豆を詰めておけば、ボタン一つで勝手にやってくれる。
趣味性はほぼゼロだが、面倒がかからないのと、設定やマシンスペック次第でプロに肉薄するレベルのエスプレッソが淹れられるのは大きな魅力。
少し高め。

ネスプレッソ式

出典: lovemeshi.exblog.jp

最も手軽にエスプレッソが楽しめるのがネスレ社の販売しているエスプレッソマシン「ネスプレッソ」。
こちらは専用のカプセルをセットしてスイッチを押すだけでエスプレッソを気軽に楽しめる上にマシン自体の価格も安く、とっつきやすくなっているが、その反面豆の選択や挽き方等に自分の好みを反映させる余地がなく、その点で趣味性はほぼ無い。
本当に気軽にエスプレッソを楽しみたい人、そこまでエスプレッソに嵌る予定のない人にはおすすめだ。

エスプレッソの淹れ方

フルオート式、ネスプレッソ式については、基本的にスイッチを押すだけなので解説は必要ないだろう。
ここでは主にセミオート式について、その淹れ方を説明する。

コーヒー豆を挽く

まずは豆を挽くところから始めよう。もちろん最初のうちは専用に挽いてあるものを買ってきたり、あるいはカルディ等で豆を買って「エスプレッソ用に挽いてください」と頼むのもよいだろう。しかしコーヒー豆は挽いてから時間がたてばたつほど香りも味も落ちていくもの。ある程度嵌ったなら豆を挽くところから始めたいものだ。

豆を挽くときに注意したいのが挽き方。ドリップ式のコーヒーの場合は粗挽きでよいのだが、エスプレッソの場合は極細挽きにしなければならない。抽出時間が短いために、極細挽きでないと、十分に味が出ないのだ。
また豆も十分にローストされているものを選びたい。コクが深くなるためである。ローストが深いほど、香ばしく苦味のある、重たいエスプレッソを淹れることができる。
よく知られた話だが、イタリアでも北部はローストの浅いものを、南部はローストの深いものを好む傾向にあるという。

湯通し

豆を挽いたら、マシンの準備をしよう。豆を淹れていない状態でフィルターバスケットをつけ、十秒ほど熱湯を通すことで、器具を温めよう。

ダンピング

出典: arielmin.blogspot.jp

自宅でエスプレッソを淹れる場合、最も重要になるのがダンピングと呼ばれる作業だ。
フィルターバスケットにすりきり一杯入れたコーヒー豆を、ダンパーとよばれる器具で押し、空気を抜くと同時に密度を均等にする。これにより、圧力が均等に加わるので、ムラなく抽出できる

15kgから20kgくらいの重さをかけるとよいとされているが、加減が必要。
また、あまりに強くダンピングすると、マシンのスペックによってはなかなか抽出できないこともある。
その日の気温や湿度によっても変わってくるので、休日に自分好みの一杯を追求するべく、色々試してみてもいいのではないだろうか?

抽出

ダンピングが終わったらいよいよ抽出だ。フィルターバスケットのふちを拭いたらマシンにセットし、スイッチをいれよう。
抽出が始まったとき、はちみつのようになめらかに、かつゆっくりと細く垂れてきたなら大成功。もしボソボソと落ちてきたなら、豆の挽きすぎ、豆の量が多すぎ、ダンピングしすぎ等の理由が考えられる。抽出の勢いが良すぎる場合はその逆である。
抽出時間は25秒から30秒ほどがベストだ。

最後に

この記事を読んだあなたが、自分でエスプレッソを淹れようという風に思ってくれるなら、アクセトリー編集部として、これ程嬉しいことはない。
今回はエスプレッソマシンの基礎、セミオート式エスプレッソマシンにおける淹れ方の解説に終始した。
次回以降で、実際のエスプレッソマシンの選び方や、直火式エスプレッソについても解説していきたい。

関連タグ

タグから記事を探す

関連する記事

こんな記事も読まれています

 次の記事へ 
編集部 三宅隆平

脳髄を置いてきぼりにして走る

RANKING

最近人気の記事ランキング

RANKING

RECOMMEND POSTS

ACCETORY編集部おすすめの記事

THE BEST POSTS

過去に人気を集めた記事をピックアップ

THE BEST POSTS

NEW POSTS

最新の記事一覧

NEW POSTS

特集

ACCETORYおすすめの特集

特集一覧

TAGS

タグから記事をさがす

TAGS
TOP