カテゴリ: 大人の嗜みガイド

onのネクタイ

一口にonといったところでその内容は多岐にわたるものだ。今回は状況の例として「プレゼンテーション」、「商談」、「オフィス」の三種類にしぼって用意させていただいた。プレゼンテーションは「1対多ないし少対多」の状況を、商談は「1対1ないし少対少」の状況を、オフィスは気を張りすぎなくてもよい同僚たちとの、「1+少」の状況を、それぞれ表している。おおまかなニュアンスをつかんで応用してみてほしい。

プレゼンテーションの場

出典: xn--28ji0dzrzb5th113b.com

ここ一番のプレゼンテーションでは自分自身に強い説得力を持たせたいところだ。
そういう時にはこういうコーディネートはどうだろうか?

まずは赤ネクタイ。たとえば政治家が政見放送で身にまとうのも赤ネクタイだとされている。それほど赤というのは強い色なので、アクセトリー編集部としては絶対に赤ネクタイをすすめる。
結び方はウィンザーノットがのぞましい。朝、鏡の前で、いつもの結び方よりすこし複雑な結び方に挑戦する。それによって気を引き締め、自らをプレゼンテーションに向かわせることもできよう。

さらにダブルのジャケット。ダブルブレストの服は体つきをがっちりとみせ、男らしくたのもしい印象を相手に与えることができる。

赤ネクタイにウィンザーノット、ダブルのジャケットと力強く重厚なチョイスが続いたから、スーツの色は黒ではなくネイビー。これによって軽やかさをだし、感性の若々しさを打ち出していきたいところだ。

大切な商談で

出典: www.pinterest.com

商談はプレゼンテーションとは異なり1対1だったり少対少でのぞむものだから、あまり主張しすぎるのはよくない。それでも凡庸な着こなしでは望みたくない!という場合におすすめなのが無地のナロータイだ。
ナロータイにあわせてラペルのほそいスーツを着れば、相手に知的さ、繊細さを印象付けられる。私は主張しすぎませんよ、あなたのことを尊重してこの商談にのぞみますよ、というアピールになる。スーツの色は奥ゆかしいグレーがよい。
結び方はもちろんレギュラーノット。ギュッとしめてタイトな結び目を作ろう

明るく開放的なオフィスで

出典: blog.staibenissimo.it

慣れ親しんだオフィスでも、たまにはいつもと違う自分でいたい。そういう人におすすめなのがクロスノット。華美にすぎず、かといって地味なわけでもない。いつものスーツ、いつものシャツ、いつものネクタイで結び方をかえるだけ。
できるだけシンプルなネクタイが望ましい。
目立ちすぎない、隣の同僚がふと襟元を見たときに気付くような奥ゆかしいおしゃれ。真に“粋”とはこういうことだ。

offの日

ビジネスの場、onの場でネクタイをつけるのは当然のことだ。だが男たちよ、offの場でもあえてネクタイをつけろ。アクセトリー編集部はそのように主張したい。たとえばoffのデートなどでも、あえて定番のジャケパンスタイルにネクタイを加えることで他の人とはちがう、スマートで上品な雰囲気を加えることができる。今回は「披露宴の二次会」、そして「最近仲良くなった女性とカフェテリアで過ごす休日」の二つの状況を用意した。

披露宴の二次会

披露宴の二次会といっても新婚夫婦が設定するドレスコードによってどのような格好で赴くべきか、というのはある程度かわってくる。しかしカジュアルなジャケットスタイルでもそれに合ったネクタイをすればかっちりときまるし、はずさないはずだ。

出典: ascottie.com

そこでアクセトリー編集部のすすめるのが伝統と格式あるアスコットタイだ。だが「披露宴といっても二次会だけの参加だし、あまりかたくなりすぎるのもなあ」という向きもいよう。
安心されたい。アスコットタイはカジュアルに着こなすことのできるアイテムだし、それが成功した時の伊達男ぶりは写真を見ていただいてもあきらかだ。
コツは二つ。
まず一つは、色をふやしすぎないこと。アスコットタイ自体が派手なアイテムだから、色を増やしすぎるとまとまらなくなってしまう。
そして二つ目。ジャケットやボトムの色はネイビーにすること。黒やグレーではあまりに重々しすぎるし、パステルカラーなどの薄い色、明るい色にすると派手すぎる。

最近仲良くなった女性とカフェテリアで過ごす休日

最近なかよくなった女性との気取り過ぎない休日デート。ラフな格好、たとえばデニムにシンプルなTシャツというスタイルもわるくはないが、まだすこし肌寒さをかんじる今の時期、やはりジャケットにカジュアルなデニムやチノパンを合わせるのが定番だ。この、いわゆる「ジャケパンスタイル」にはネクタイを合わせないことも多い。しかしそこにあえてネクタイをプラスすることで定番のスタイルを「はずす」ことができるし、相手に対して垢抜けた印象をあたえることができる。

出典: www.pinterest.com

だが普通のネクタイではかっちりしすぎる。だからこそのニットタイだ。ざっくりとしたニットタイはさわやかな今の季節にもぴったりだ。
結び方はレギュラーノット。さらにもうひと押し加えたいならクロスノット。
ジャケットはカジュアルなものをチョイスしてほしい。グレーかネイビーならどんな色にもあうから、たとえばグレーのジャケットを一枚買って、シャツ、ネクタイで着まわせばつねに「新しい自分」を見せることができる。
カジュアルなコーデにニットタイを落とし込むことで、相手に誠実さが伝わるに違いない。

最後に

これを読んでいるあなたは普段どんなネクタイを締めているのだろうか。無難なネクタイを無難に締めているのだろうか。そしてあなたはそれに満足しているのだろうか。
いや、そんなことはあるまい。満足しているはずはあるまい。
もしあなたが無難なネクタイを無難に締めることに満足しているなら、この記事を最後まで読んでくれはしなかっただろう。
きっとあなたはこう思っているのだ。いつも無難な格好をしているけど、本当は冒険したいんだ、一歩踏み出したいんだ、繰り返しの毎日なんてうんざりなんだ、と。
このように思っている人の背中をそっと押すこと。それこそがアクセトリーの存在意義なのだ、と我々は考えている。
あなたが明日の朝、ちょっといつもと違うネクタイを手に取ってくれるのなら、アクセトリー編集部にとってこれほどの喜びはないのだ。

関連タグ

タグから記事を探す

 次の記事へ 
編集部 三宅隆平

脳髄を置いてきぼりにして走る

RANKING

最近人気の記事ランキング

RANKING

RECOMMEND POSTS

ACCETORY編集部おすすめの記事

THE BEST POSTS

過去に人気を集めた記事をピックアップ

THE BEST POSTS

NEW POSTS

最新の記事一覧

NEW POSTS

特集

ACCETORYおすすめの特集

特集一覧

TAGS

タグから記事をさがす

TAGS
TOP