カテゴリ: 大人の嗜みガイド

和の町、京都

仕事にプライベートに忙しい時間を過ごしていると、ふとどこかへ出掛けたくなる。
たまには都会の喧騒から離れ、一人自由に身を委ねて旅をするのも乙なものである。

今回、思い立って訪れたのは京都。
日本人はもちろん、たくさんの外国人が街中を行き交い、足を止めてはその景色や建造物に目を凝らす。

誰もが「和の町は京都である」と言っても否定はしないのではないだろうか。
その中で、様々な国の人が京都という文化に魅せられ、同空間を共有しているというのは何とも素敵なことだ。

そんな京都をぶらり一人旅。
これから紹介するのは、誰もが目にするような大人気スポットから、知る人ぞ知る穴場カフェなど多岐に渡る。
観光という概念から離れ、「一人旅」という切り口からぜひ京都の"粋"を感じて欲しい。

道の造りに"粋"を感じる

【一】花見小路通

ドラマや映画等で一度は目にしたことはあるのではないだろうか。
意外と名前までは知らないこの道は「花見小路通」、祇園四条駅から約徒歩3分だ。

朝の花見小路通は人通りも少なく、道の入り口からの景色も堪能できる。

石畳の両脇を低い建物たちが取り囲んでいるこの道に、何故かすごく風情を感じる。

日中はカフェも楽しむことができ、わらび餅も有名である。

そしてこの道を歩み進めて構えるは「建仁寺」。
敷地も広く、緑が多いこの寺も立ち寄ってみてはいかがだろうか。

道中に"粋"を感じる

【二】前田珈琲(高台寺店)

京都では有名な創業40年の老舗、「前田珈琲」。
清水寺へ向かう道中、高台寺付近の坂にあるこちらのお店。

ちょっと長い坂道に突如現れる老舗の珈琲店についつい引き寄せられる。

店内には20席ほど。縦長の造りである。

今回はテラス席にてモーニングを注文。
坂に構えられたテラス席、心なしか椅子も机もちょっと斜めに感じるが、なぜかここではそれもまたよい。

待つこと5分。注文したのはこちらのモーニングセット。もちろんコーヒー付き。

サクサクのパンとジューシーなソーセージがなんとも言えないハーモニーを奏でるホットドッグ。

アメリカンフードなのに、ここではなぜか和に感じる。

シンプルなプレートだが、お腹も満たされる何とも贅沢なモーニング。

休みながらだっていい、だって一人旅だから。

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住所:京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る南町415-2
電話番号:075-561-1502
営業時間:7:00〜18:00
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【三】二寧坂、産寧坂

「清水の舞台」で有名な清水寺の道中にある坂、二寧坂。

道の両脇にはいくつもの店が並び、観光に訪れた人々で埋め尽くされている。
お寺はもちろん素敵だが、この坂も悪くない。

坂というものは登る前、登っている途中、登り終えた後ですべて見える景色、感じる印象が異なる。

清水寺へのルートはいくつかあるが、ぜひこの坂を登って、"粋"な風情を感じて欲しい。

同じく清水寺への道中にある「産寧坂」
こちらの方が聞き覚えがあるかもしれない。

朝早くの時間でもたくさんの修学旅行生や観光客で賑わうこの坂は、町中の商店街を彷彿とさせる。

お土産からカフェ、食事処まで揃ったこの坂ではもはや静かに和を感じることは少し難しそうにさえ感じる。

少し外れの道を覗いてみると、またもや素敵な坂が。(右写真)

やはり京都の和を感じるには少し静かな方がよいかもしれない。

「帰りはこの道を帰ろう」そんな風に思わせられるこの坂。

京都に行った際はこの景色を探してみては。

朱に"粋"を感じる

【四】伏見稲荷、Vermillion

上の写真は誰しも一度は目にしたことがあるのではないだろうか。
伏見稲荷の千本鳥居である。

昼過ぎの日差しが立ち込める中、自然にできる影の涼しさとこの朱色の熱は見る者全てを圧倒する。

きれいな朱の鳥居が何本も何本も続き、自ずと足が進む。

この千本鳥居以外にも荘厳な景気が楽しめる伏見稲荷は行って損のない場所である。

聞くところでは、夜にライトアップされる千本鳥居もまた綺麗だそう。

伏見稲荷は最寄りの駅ですらも、朱に染まっている。

肉眼にその朱を焼き付けるべし。

伏見稲荷を出ると、そこにあるのはおしゃれなカフェ「Vermillion」

Vermillionとは英語で朱色という意味。
伏見稲荷、千本鳥居にふさわしい名前である。

そこで頼んだブレンドコーヒーが上の写真。
どうしてだろうか、ここで出てくる1杯のコーヒーにも風情を感じる、鮮やか。

木とコンクリートが綺麗に調和している店内は心が落ち着く空間であった。

メニューは英語でも記載され、店主の方は英語も流暢、外国人観光客も多くこの店に入ってきていた。

なんと2階はイベントスペースになっており、各種イベントや教室等が開催されるそうだ。

伏見稲荷で朱を堪能したら、Vermillionでおしゃれに1杯。

緑に"粋"を感じる

【五】竹林の道、momi cafe

嵐山駅から少し離れた場所にある「竹林の道」
幾つもの竹の連なりから成るこの道はどこか幻想的。

木漏れ日ならぬ"竹"漏れ日は見る人の心をも綺麗にする。

竹林の入り口にある子持ち鯛焼き(お餅が入った鯛焼き)は絶品。ここに来たら絶対に食して頂きたいひと品である。

駅からちょっと離れているが、レンタサイクルがあるので心配ご無用。
京都の自然を堪能しながら各所を巡れるのも嵐山の魅力だ。

そんなレンタサイクルは2時間500円とかなり良心的。時間のない方でも存分に楽しめるひとときを。

竹林を過ぎ、自転車を進めること5分ほど。
清凉寺の近くにあるカフェ、「momi cafe」

民家が連なる中に潜むこのカフェは緑あふれる自然に一体化している。

白を貴重とした店内には、店主のハンドメイドアクセサリーが並んでいる。

京都で1度は飲みたいと思い、頼んだのはお抹茶。

視界に映える綺麗に泡だった翠緑と、喉を伝う大人なほろ苦さが自然と顔を綻ばせる。

残念ながら今回は間に合わなかったが、ランチ時には列ができるほど人が溢れかえるそう。

和、自然、一息。

ここでは翠な"粋"を感じられる。

川の音(せせらぎ)に"粋"を感じる

【六】渡月橋、風風の湯

せせらぎとともに足を進めると見えてくるは渡月橋。

桜の季節も、紅葉の季節も有名になるこの橋は異様な程に和の雰囲気を放つ。

渡月橋と呼ばれるようになったのは、鎌倉時代に亀山天皇(在位期間1259年〜1274年)が、
満月の晩に舟遊びをされ、月が橋の上を渡るように見えることから、
「くまなき月の渡るに似る」と詠われたことが発端だそう。

そんな歴史を知らずとも風情を感じられるこの橋。
着物を着て人力車で渡ってみるのも乙なものである。

保津川下り

引用: www.hozugawakudari.jp

レンタサイクルで竹林、カフェ、渡月橋を楽しんだ後は嵐山温泉で一休み。

サウナ、露天風呂を完備したこちらの温泉は、川のせせらぎを聴きながら憩うことができる。

歩き疲れていても、動き疲れていても、この温泉に入れば一気に回復。

嵐山の駅からも近いので、ここに入るだけでも満足に嵐山を楽しめる。

平日は1,000円、土日祝は1,200円のこの温泉。

聴覚でも楽しめるひとっ風呂を是非。

夜に"粋"を感じる

「京都のクラフトビールが飲みたい!」この一心から見つけたお店、「クラフトマン」

数々のオフィスが並ぶ四条烏丸駅から徒歩30秒。
国道367号沿いに構えるこの店では30種類以上のビールが楽しめる。

ヴァイツェン好きの筆者が選んだのは、京都の"羽田酒造ヴァイツェン"

ヴァイツェンにしてはかなり薄め、飲みやすい一杯。

ビールが苦手な方でも喉越しスッキリ、ぜひ一度試して欲しい。

他にもピルスナーからIPAまで品揃え豊富。
店員さんも気さくなので一人でも安心して立ち寄ることができる。

京都を楽しんだ後はクラフトマンで締め。
ほろ酔い気分で家路につく、そんな"粋"な夜を。

"粋"な京都を感じれましたか?

いかがでしたでしょうか。

OTOKO一人旅~春の京都を"粋"に楽しむ7つのスポット~、あなたも一人で京都に行きたくなったのでは。

友人や恋人と京都の名所をめぐるのはもちろん最高ですが、一人時間を気にせず全てのタイミングを自我に委ねる、そんな旅も悪くない。

なんとこの7つのスポット、1日だけで回れるんです。
筆者は日帰り(往復共に夜行バス)で全部楽しみました。(清水寺も堪能)

「ちょっと京都に行きたいかも…」この記事を読んでそう思ってくれたなら幸いです。

もうあなたの指は京都行き("粋")のチケットを探してるはず。

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編集部 河野涼

自他共に認めるボタニカル。

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