カテゴリ: 大人の嗜みガイド

スマホの登場によってさらに駆逐されるかに見えたフィルムカメラ。フィルムの生産終了が増える中、にわかにフィルムカメラの復権が噂されている。写真を撮ることの間口が広がり、フィルムカメラにも挑戦してみたいという人が徐々に増えているのだ。
フィルムカメラは不便だ。フィルムをいちいち交換しなければ撮れないし、撮ってから形になるまで時間がかかる。いちいち細かい設定をしなければならない。若い世代には使い方がわからないという人も多いだろう。スマホで撮るほうが簡単で気楽だ。しかし、その愛すべき一手間を越えた先に見えてくる世界があるのだ。

アナログへの憧れ

アナログなものに憧れを感じる男は少なくない。むき出しの機械感。機能美。自分で操作することの楽しさ。デジタル化して便利な半面、自分たちが「いじる」ことができることはどんどん減っていく。どうしても機械に操られているような気分になりがちだ。
カメラも同様だ。フィルムを巻く動作。機械らしいフォルム。シャッターを切った時の音。
もちろん、フィルムカメラで撮った写真の独特の色味も魅力だ。

フィルムカメラのアナログ感は今でもなお男たちを魅了してやまない。

フィルムカメラの楽しみ

それでは具体的なフィルムカメラならではのポイントは何なのか?簡単ではあるが大きく4つお伝えしたい。こちらを通して少しでもフィルムカメラというものに興味を持って頂ければ幸いである。

一枚一枚に向き合う

フィルムは多いものでも1ロール36枚しか撮れない。デジカメと違って撮れる枚数が限られている。
数が限られているから、一枚一枚に真剣に向き合うようになるし、考えて写真を撮るようになる。すると日常の風景が変わるのだ。普段歩いている道も、フィルムカメラを持って歩けばアートだ。スマホだとその場ですぐに撮って、気に入らなかったら撮り直せば良い。しかし、枚数が限られているフィルムカメラだとそうは行かない。角度や絞り、光の加減などを考えて一枚を撮らなければならない。自然と、今まで気づかなかったような日常の美しさに気づくようになることだろう。

上達が目に見える

フィルムカメラは難しい。スマホやデジカメと違って、調整を間違えるとまずまともな写真は撮れない。その分、自分の上達を感じられる。最初からうまい写真を撮ることは期待できないが、設定になれると一枚一枚確実に上達していく。自分が決めた設定が写真に明確に反映されていく。
自分の腕次第で結果が大きく変わるというのは、大きなモチベーションだ。失敗しても、次こそはという気持ちにさせてくれる。

タイムラグを楽しむ

フィルムカメラで撮った写真は、現像するまで見ることができない。撮ってから形になるまで時間がかかる。一喜一憂がついてまわる。現像した写真を見ても、思い通りに写真が撮れていることは少ない。

時間がかかるからこそ、喜びもひとしおだ。現像を待つ間のドキドキ感や、思い通りだった時の感動を一度知ってしまえば、あなたはもうフィルムカメラをやめられないだろう。

デジタル化も可能

そうは言ってもインターネット上で公開することが写真を続けるモチベーションだという方には、デジタライズという手もある。専門の業者に送れば、1~2週間程度で現像・スキャンしてデジタルデータとネガを送り返してくれる。


また、スマホやデジカメで現像した写真をスキャンするという手もある。是非参考にしてほしい。

終わりに

フィルムカメラは、デジタルより時間も手間も余計にかかる。しかしそれは必ずしも悪いことではない。一手間余計に時間をかけるのが大人の趣味であり、大人の余裕だ。趣味とはかかる時間、手間を楽しむものだ。簡単になればなるほど、つまらなくなってしまうこともある。
スマホで簡単に写真を撮れる今だからこそ、「趣味」としてもう一手間を愛してほしい。
ACCETORY編集部はそう考えるのだ。

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