小雨の鎌倉―あじさいの季節に徒然と歩くことを楽しめる街―

梅雨の日は、せっかく屋外での予定を立てても雨で中止。 なんてケースも珍しくない。 ならば、そうならないように多少の雨でも楽しめる場所をあらかじめ決めておけばいい。 梅雨の時期、多少の雨でも楽しめる場所と言えばそう、鎌倉である。 ではどのように楽しめば良いのだろうか? キーワードは”あえて” あえて、雨の外出を楽しもう。

雨と鎌倉とあじさいと

どうしてもこの雨の季節に出かけたい!と思うのは、この季節にしか見られないものがあるからである。

それは「あじさい」。
青、紫、ピンクの鮮やかな花を持つこの植物は、さながら、自然の中で生まれたブーケだ。
恵みの雨を祝うかのように咲き誇るその様は、一株だけでも実に華々しい。

特に絶景なのは、言わずと知れた鎌倉の仏閣たち。
晴れの日でも存分に楽しめるが、おススメお天気は小雨や、一時雨のような少し不安定な天気の時。
雨とあじさいというベストコンビは、やはり同時に見ることでその雰囲気を存分に楽しめるというもの。
だからこそ、”あえて”雨の日に外出する。
あらかじめ濡れるかも、と考えていけば気持ちの整理も、物を準備することも可能だ。

とは言え、あまりにも土砂降りの時は、傾斜の多い鎌倉の地形はちょっとおススメできない……。
あくまで小雨程度ということを念頭においてもらいたい。

アクセトリーでは、雨の日の外出に向けたおススメのレイングッズを特集した記事もある。
小雨とは言え濡れることは必至なので、これらの記事を参考にして万全の対策をしてもらいたい。

今年のあじさいは二大名所?―混雑を考えた”あえて”の選択―

鎌倉のあじさい三大スポットと言えば明月院、長谷寺、成就院の三ヶ所。
この時期の長谷寺は経蔵裏のあじさいが絶景だが、混み具合がすごい。入場規制され、整理券を配られるほどの時もある。明月院のあじさいも休日のこの時期になると長蛇の列。北鎌倉の駅の方まで列が伸びたこともあるとか。
また、成就院のあじさい参道はただ今改修工事中。今年から三年間その絶景を見ることが出来ない。
著者は前年まさに雨の降る中、成就院に足を運んだことがあるため、残念である。2018年の生まれ変わった参道に期待しよう。

ともあれ、名所が二分化され例年以上に混雑が予想されるあじさいスポット。

おススメは”あえて”早い時間から足を運ぶこと。
10時頃になると人で溢れかえるため、8:30~9:00を狙って、どちらかのスポットに入れると静かにゆったりと見ることが出来る。
また、北鎌倉ルート(明月院)もしくは長谷周辺ルート(長谷寺)のどちらかに焦点を絞るのも良いかもしれない。下記のリンクを参考にして行き方を練ってみてはいかがだろうか。
こと、あじさいをじっくり楽しむならば、個人的には北鎌倉がおススメかもしれない。
朝が早いということが難点だが、ひっそりとしていぶし銀な雰囲気の中、鎌倉のあじさいを楽しむことが出来る。



あじさいの咲き誇る成就院の参道。
海とあじさいを同時に臨めるこの参道をまた拝むことが出来るのは、まだ先の話になりそうだ。

北鎌倉ルート

長谷周辺ルート

その後の予定は……。

“あえて”早めに外出したならば、午前中くらいでこのルートを見終えてしまうだろう。
その後は小町通りを散策しながらカフェで休憩するも良し、雨が上がっているのなら江の島の方まで散策するのも良いだろう。
雨脚が強まるようだったら、電車等を使って思い切って横浜、みなとみらいの方まで足を伸ばすのも悪くない。

何より気を付けて欲しいのが、鎌倉の一日のタイムリミットは16:00~18:00頃であること。
お寺などの参拝時間が終わるとその周辺のお店も閉まりはじめ少し寂しい雰囲気になる。
そのため日暮れまでにはしっかり観光を終え、帰路に着くなり次の目的地をあらかじめ決めておいた方が無難だろう。
その代わりとして、他の観光地にアクセスしやすいという利点もある。



拡大する雲が厚くても幻想的で絵になる由比ヶ浜。
少し晴れ間が見えたなら、海岸沿いを歩くという選択肢もグッドだろう。

雨の中を歩くということ

雨は鬱陶しくてアンニュイなもの。
そう感じてしまうのはせっかくの予定を突然やってくるその天気に邪魔されてしまうことで感じてしまうのである。
なればこそ、雨を前提として予定を立ててみよう。雨を楽しめる過ごし方を追究しよう。
雨の中を歩くことを嫌がらず、むしろ気持ちよく楽しんでもらいたい。
思い返すと、幼い時は濡れることに抵抗が無かった。貴方は変わらない童心で雨に濡れることが出来るだろうか。
そんな風に、雨に濡れることを無邪気さを取り戻すきっかけにしてみるのも良いかもしれない。

(もちろん、風邪には気を付けて欲しい。)

また、この記事は先日記事にした雨の日の室内での過ごし方と、方向性として対を為すかのように見える。

主張として反発しあっているかのようにも見えるが、肝心なのは「この季節をどう楽しむか」である。
その一助という意味ではどちらも趣旨は同じなのである。
インドアもアウトドアも楽しむことで、雨の季節は貴方にとって特別な、大好きな季節に変わっていくはずだ。

貴方も見つけてもらいたい。自分にとって特別な、雨の季節を。

Thumbnail Photo by 영철 이(on flickr)

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