カテゴリ: 大人の嗜みガイド

「洋服作ってるんじゃなくて、ノイズ作ってるんだよ」ー高橋盾(ジョニオ)

高橋盾、通称『ジョニオ』

言わずと知れた、日本を代表するファッションブランド「UNDERCOVER」のデザイナー。

他記事でまとめたファッションデザイナーたちとは一線を画すこの言葉。
ノイズというある種の「公害」を作っていると公言するその姿勢は、
日本のファッション業界に多くの革新をもたらした。

NIGOとのショップNOWHERE、『裏原系』の発端

今から20年以上前の1993年、A・BATHING・APEで知られるNIGOと原宿に「NOWHERE」というショップをオープン。この店は今は原宿に存在しないが、この店が『裏原系』の発端と言われている。

なるほど、確かに表参道という表のファッションカルチャーの発信地に対して、"ウラハラ"、そして実際にデザインされたものも、それまでの概念を壊すような斬新なものが多く、それに影響を受けた若者たちがさらに裏原系を昇華し、街を歩く。それもまた、表通りからしてみると一種のノイズだったということになるだろう。

NIKEとのコラボブランド、GYAKUSOU

その名の通り、”逆走”。
このブランドが発表以来掲げているのは、『less-but-better』そして機能を基本とする理念。既成の概念に囚われず型にはまらない価値を提供し続けているこの取り組みは、既にノイズという表現は正しくない。ただしブランドネームから容易に想起させるのは、ランナーにとってはノイズ、それ以上の脅威でもある”逆走”というところに、高橋盾の信念を感じざるを得ない。

ノイズは転じて革新へ

ファーストインプレッションは、これまでの流れを汲まないもの、型にハマらない、そういうものはノイズと思われるかもしれない。しかしながら、時代が追いつくのか、人々が気づくのか、ノイズはいつの間にか文化に変わり、信奉者も現れ、多様性を生む。そして、気付くのは、それを纏うことの心地良さ、快適さ。

良いものは良い、という事実。
それはやがて革新へと変わる。

世の中にトレンドを生み出した者、世の中を変えてきた者はいつだって最初はノイズなのではないだろうか?

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編集部 羽田裕明

大人をもっと楽しむ情報、自身を磨く情報を日々発信します。

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