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戦後の3種の神器との歴史

戦後日本は高度経済成長の波に乗り、ものづくりを中心とした技術は世界に通用するものとして日本経済を引っ張っていくほど、成長に大きく貢献した。その過程の中で誕生したのが「3種の神器」と呼ばれる当時の日本中をあっと言わせた驚きの製品があり、ご存知の方も多いと思う。
当時の生活必需品として、まず1950年代の白黒テレビ、洗濯機・冷蔵庫がデビュー。この頃のテレビというのは、大衆一般が観ることのできるものではなく、裕福な過程や一部の飲食店などから先に、白黒テレビが普及していったため、人気の番組ともなると近所の人で大にぎわいするほど一つのテレビに釘付けになった。また、洗濯機・冷蔵庫は家事をもっとスマートにするべく、一般家庭向けの家電として広まっていった。
こうした流れを受けて時代は「新3種の神器」が登場。カー・クーラー・カラーテレビから成る3Cは、急速に家庭のライフスタイルを変えていくようになる。特に大衆における車の登場により電車以外の交通手段として、日本全国へのアクセスが容易になり、各地の高速道路の発達や地域活性化により各都市の発展に貢献。また、白黒画面が当たり前であったテレビの常識を覆したのがカラーテレビであり、当時出始めは総天然色テレビジョンと呼ばれていた。この頃から、テレビ網が正式に発達し、ブラウン管を通して情報発信するメディアとしての役割をテレビが担うことになる。

このように、高度成長期を皮切りに戦後日本のライフスタイルをがらっと変えていったのが3種の神器と位置づけされる電化製品が主だっているが、21世紀に入るとITの技術革新が急速に伸び、ケータイ電話やノートPC、最近ではスマフォやタブレット端末など、いつでもどこでもインターネット接続できる環境が、誰もが持てる時代に突入。情報が今までよりも格段に収集できるスピードが速くなり、これまでの常識が戦後の日本と同じくして大きなパラダイムシフトにいるのが、現在の2015年になるのではなかろうか。そこで近年、注目され始めている、テクノロジーが進化して生まれたVR、スマートウォッチ、3Dプリンターについて順番に見ていきたいと思う。

VR製品による新しいバーチャル世界とは

<Imago> #VR #storytelling

Chuck Rsmさん(@oscar8012)が投稿した写真 -




VRとはコンピューターシステムを生かし、人工的に現実の世界を作り出すバーチャル世界が体感できる技術であり、様々な分野でも応用されている注目のVRであるが、現状コンシューマー向けの製品というとあまり出てきていない。ただ、今後2020年の東京オリンピックまでにもっとVRを生かした新しい製品が生まれてくる期待は大きい。

kinectは、人の手足のジェスチャーをカメラが察知してアバターと呼ばれる仮想空間内の自分の分身みたいなキャラクターが投影してアバター自身も動く仕組みになっており、ゲームやエンタメが体験できるものである。中でもXboxは、今までのゲームにはない新感覚なものとして注目されたが、今後の流れとしてテレビなどの画面越しではなく、スマフォのデバイスみたいなウェアラブルでのVRの応用技術が活かされるのでは思う。

ヘッドマウントディスプレイ(HMD)という頭に装着するものではOculusが、話題を呼んでいる。2012年にHMDのVRゴーグルのプロトタイプが発表され、クラウドファンディングでは予想額の何倍もの資金を集め、今後も製品化に向けての開発が進められている。頭に装着するということは、作業場のヘルメットやバイクに乗る際など、重さに影響される不快感が最大の課題であると思う。

よりスマートに頭に装着しているかの感覚も忘れるほどの、重量感や没入感を出す工夫など、まだ発展途上ではあるものの、仮想現実を生かしたフィットネス体験やリラクゼーションなど、幅広く応用されれば、今後のライフスタイルを大きく変えるものとして十分普及していくことだろう。

3Dプリンターの登場で実現できること

3Dプリンターとは、いままで困難とされてきた立体的なものづくりを専用の機械ではなく、3Dプリンターを生かして誰でも作れるプリンターで、企業が持つ独自の機械システムではなく、個人がフィギュアやプラモデル、ゆくゆくはファッションアイテムなどを作れてしまう可能性を秘めている。

2009年に、これまでの3Dプリンターの特許による縛りがなくなり、家庭向けに3Dプリンターを普及が始まる。日本でもここ2〜3年は、ものづくり系の企業やビジネスの関係者からは、IoT関連の製品と並び、今後の技術革新が期待されるものとして、より一層注目が集まっている。

要するに、イラストレーターやフォトショップなど、平面でのデザインがベースとなって名刺や雑誌、チラシ、Tシャツなど従来のデザイン作業では実現できなかった、立体的な表現を3DCADなど、3次元を表現するデザインツールを使用することにより、フィギュア製作やアクセサリー、スマフォケースなどデザインできる幅が広がるイメージをして頂ければわかりやすい。しかし、現在の技術では、実際に3Dプリンターで可能な素材はプラスチック製など材質が限られており、ファッションとしての製品化や強度の問題で、マグカップやスプーンなど日用品として使用するには懐疑的な意見が多い。また、ある程度の3Dプリントにおける知識がないと、プリントアウトに失敗してしまう場合もあり現状のコピー機のような手軽さは、まだ先の話であるかもしれない。

日本では高性能の3Dプリンターを保有する企業はそう多くはないにせよ、3Dプリンターに特化した出力サービスも出てきており、興味ある人については、まずはここから3Dプリンターとの接点を持つと良いかもしれない。Maker Fairやものづくりの祭典のイベントなど実際に3Dプリンターで作成されたものを見て、どんなものが作れるのかを実際に見に行くと、参考になるかと思う。

スマートウォッチを生かした生活とは




スマートウォッチは、腕時計として装着できるウェアラブルデバイスの一種であり、注目のIoT(Internet of Thing)と呼ばれるものとネットがつながる時代を象徴する腕時計型の端末ともいえよう。

腕時計はそもそも時間を知る上で、ポケットやカバンに入れたスマフォを見るのが面倒なので腕時計をすることで、時間を把握したり、働く人にとってのステータス的存在なため、デジタル式やクロノグラフなど、こだわりの一品としての需要がある。その中に機能的な側面から、スマホ端末との連携ができるスマートウォッチが、2012年頃を筆頭に次第に市場に出てくるようになった。注目すべきは、これまでの基本的な時計としての機能に加えて、スマホへの着信やメールを受信できる機能であったり、Googleカレンダーとの連動やSNSのお知らせの通知、万歩計の役割や、血圧や心拍数を測ってくれる機能など、機種によって様々であるがマルチ機能を兼ね備えたスマートウォッチがあるということだ。

また、今年に入ってアップルウォッチが登場。まだ機能面としてもUI、デザインにしても発展途上で、これからに期待するといった意見もあるが、スマートウォッチ専用のアプリ開発も今後伸びてくるであろう分野のため、開発者やネット系事業者はマストアイテムといっていいほど、まずは装着して使用感を試している段階であるともいえる。いずれにせよ、スマートウォッチは、あくまでもスマホのデバイスの補助的な役割を担うことができるものとの見解が強く、従来の時計好きにとっては、これまでのブランドものや一品ものなど、価値を基準に時計をチョイスすると思われる。

これからも進化し、活用されるテクノロジー

このように、近未来の3種の神器となる可能性のあるVR、3Dプリンター、スマートウォッチを取り上げたが、テクノロジーの技術が進歩していく中で、まだ発展途上なものが多いのが所感である。しかしながら、今後もしかしたら大化けするような可能性も十分にあり、近未来のさらなるライフスタイルの変化にワクワクしながら見守るのがいいのかもしれない。

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