カテゴリ: 大人の嗜みガイド

ULTRAの歴史とは

まず、この野外ミュージックフェスはどこが発祥なのか。1999年、アメリカはビーチカルチャーが発達し、気候が温暖で過ごしやすいマイアミでの開催が始まりであり、最初は日程も1日限りの規模感もそれほど大きいものではなかった。名前もマイアミという地名から「ULTRA BEACH MUSIC FESTIVAL」という名称であった。このウルトラというフェスの名称であるが、映画「マイアミ・ヴァイス」でも有名なDepeche Modeのアルバム「Ultra」からとったともいわれている。

メインオーガナイザー、プロデュースを手がけるのは、ラッセル・ファイビッシュとアレックス・オメス(今年初めに原因不明の他界)、ブルース・ブラクストンらが共同設立。初回は1万人規模のフェスとなったが、回を増すごとに来場者数も増え、音楽業界からも次第に注目されるようになる。
今のULTRAを象徴するロゴが使用されるようになったのは2002年からで、出演アーティストサイドも、有名なヘッドライナー(フェスにおいて主役を務めるアーティストのこと)がラインナップに連ねるようになり、現在のULTRAの原型がこの頃に確立される。

2007年からは規模の大幅拡大に伴い開催を2日間に延長。来場者数も軒並み6万人を超えるようになり、ミュージッファンやアーティスト両方面から欠かせないマストなイベントとして成長を遂げる。この回を境に、現在も著名DJとして名を馳せるDavid Guettaや、Eric Prydz、Tiesto、Armin Van Buurenなどがヘッドライナーとして登場。現在は、マイアミだけでなく、韓国や南アフリカ、クロアチア、アルゼンチンなど海外にもその勢いは飛び火し、世界中のミュージックラバーのからだを揺らせている。

ULTRA JAPAN日本上陸

そして、昨年待望のULTRA JAPANがお台場の特設会場にて開催された。音楽会社のavexがイベントを運営、その他多くの企業協賛の中、チケットも瞬間sold outを記録したり、本場さながらの照明演出や会場設備に期待以上の声があがった。

この一大イベントを影で手がけたのが、俳優の小橋賢児氏であり、彼の力なしにこのULTRA JAPANは実現できなかったともいっていいだろう。2013年にお隣ULTRA KOREAが、アジアで初開催された時のこと。「次こそはここ日本で!」そう思ったという。

もともと俳優業を経て、ファッション系の企業PRや東京ガールズコレクションの運営、企画など、大きなイベントに携わることがバックグラウンドとなり、海外で行われている熱いフェスを日本に持っていきたいという願いがあったからこそ、2014年の開催に至ったのだろう。

今年のURTRA JAPANは9/19~21の3日間開催

今年は、昨年よりもグレードアップし9月の3連休に開催が決定。ただ残念なことに苗場で行われるこれまた人気の老舗フェス「LABYRINTH」ともろ被ってしまい、どちらにいくか悩ましい限りではある。

チケットはURTRA JAPANの公式サイトから申し込み形となるが、第一陣のチケットは即座に完売。第二陣のチケット発売について待ちわびているファンはかなり多いが、現状URTRA JAPAN公式サイトにも「Coming soon」の文字が未だあるため、売り切れ必至のチケットをゲットするのに常にチェックする必要がありそうだ。

今年の出演者ラインナップも一部公開されたが、昨年を凌ぐほど豪華DJ陣が勢ぞろいのため、今から待ちきれないほど楽しみである。

ラインナップ紹介

SKLLIREX

2008年よりSKLLIREX名義で活動を開始。瞬く間に知名度を上げ、2011年にビルボードにてエレクトロニック・アルバムチャート部門で1位、翌年のグラミー賞では最優秀新人賞を受賞。さらなる人気に拍車がかかり、世界のトップアーティストとして認められる。

その独自の世界観が織りなすSKLLIREXのサウンドはEDMとの親和性が高いダブステップ調の楽曲が中心で、とことんEDMとは違うBPM変化系でがんがん攻める印象のDJスタイルだが、今年のURTRA JAPANではどのようなPlayを見せてくれるだろうか。実際にyoutubeでSKLLIREXの曲を予習して、フェスに備えよう。

NICKY ROMERO

若干26歳の若手の超新星として知られるオランダ人DJ。ダンスミュージック界では多くの著名アーティストを輩出している国のオランダであるが、NICKY ROMEROも早くから才能を見出され、昨年のULTRAに出演したFedde Le Grandや日本でもおなじみのAvicciらにサポートを受けてきた経歴を持つ。

2012年に一度聞いたら耳に残り、ハッカー集団アノニマスの仮面を被ったPVも話題になった「Toulouse」が大ヒットを記録し、一躍有名になる。その後、テニスの世界ランキングのDJ版といったクラブ情報誌が毎年「DJ Mag」ランキングを発表するが、2014年には堂々の8位にランクインするなど、若くして世界的DJ として階段を登りつめる。自身でレーベルを持つなど、今後もプロデューサー兼DJとして活躍が大いに期待されるが、なんと今回が日本初来日となり、どういうPlayを見せてくれるのであろうか。昨年マイアミでのURTRAでのライブ動画をチェックして、本番に備えよう。

DAVID GUETTA

世界に名だたる有名ミュージックフェスに多く出演、名実ともに世界のトップDJとして知られる存在。プロデューサーとしても先に記載したNICKY ROMEROのほか、RIHANNAの楽曲に携わるなど、世界のダンスミュージックのトレンドを作ってきたといっても過言ではない重要人物である。

そんな中、今回のULTRA JAPANに出演が決まったのは、とても大きなことではないだろうか。クラブでも、DAVID GUETTAの曲は、EDMと呼ばれる前からフロアをロックする曲がかかり、ダンスミュージックラバーにしてみれば、あのDAVID GUETTAの曲が生で聴けることがどれほどすごいことかは分かるであろう。また、2014年にアメリカの経済系の雑誌のフォーブスが発表するDJの年収は驚きの30億という、まさに最強DJのPlayがULTRA JAPANで堪能できる。

今年のマイアミでのULTRAでのセットプレイでDAVID GUETTAの世界観をまずは聴いてみることをおすすめする。

ARMIN VAN BUUREN

ミュージックラバーならその名を知らないものはいないほど、影響力のあるDJ。ULTRAには何度も出演しており毎回、神が降臨する、別世界にいるようなどと形容されるほど、Playに注目が集まる。

DJ Magランキングでは過去5度も1位にランクイン。まさに世界のキング・オブDJにふさわしい存在を確立している。また、自身の持つレーベルやアーティストの発掘、A State Of TranceやArmada Nightなど自身が手がけるビッグイベントも、世界各地で開催するなど、精力的な活動を展開。Armada Nightは昨年、日本にも初上陸しており、今後も日本のシーンでもその名を知らしめていくであろうイベントして期待されている。

驚きは、何とオランダの国王即位のイベントでDJを回し、国王と握手を交わしたのだ。日本では信じられない出来事だが、オランダの経済に大きく貢献しているARMIN VAN BUURENなら、祝福されても何ら問題もないことではあるが。国からも認められる彼のPlayに注目するしかない。

まとめ

音楽メインに書き進めたが、フェスファッションと呼ばれる、奇抜な衣装を着て、思いきり楽しむのも醍醐味のひとつである。チームコーデと呼ばれる、友人同士でお揃いのファッションを着こなしたり、自分が一番テンションが上がる服装で望みたい。

ULTRA JAPANはまだ始まったばかりで、今後の発展に是非とも期待したいが、すでに進んでいるアメリカや欧米など、人々がそれぞれの国旗を身にまとい、自分たちの国のアイデンティティやレペゼンを主張するのは、まさにボーダレスであり、これも巨大な野外フェスならではの楽しみかたといえよう。有名、無名関係なく、音楽を通してつながる、盛り上がるのはとても平和的であり、今年もお台場での開催が待ち遠しい限りである。


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