カテゴリ: カクテル・その他

話はちょっと理想論から

バーが家にあるだなんて、なんだか夢のような素敵な話だ。
けれど、本当にバーのようなオーセンティックなあの雰囲気をそのまま家に引き込もうとするならば、部屋を一室改造、若しくはバーを前提とした設計をしておく必要が出てこよう。

それは少し現実的ではない気もする。
実現が出来る方は是非、お金に糸目をかけずに素敵なホームバーを完成させてほしいものだ。

我々の憧れるホームバーに何が必要なのか、一緒に妄想してみよう。

L字型のカウンター、そして椅子

これこそ自前のバーにおけるメインウェポン。
バーで見るような木の天板に加工が為された、温かみあるものは云十万する。
さすがに家にあったら重厚すぎるだろうか。


誰の救いになるかは分からないが一応リンクを貼っておく。

オレンジの温かみある照明

これは現実的に出来そうな部類だ。ちょっとした間接照明をルームライトとして取り入れてみるのもいい。
天井に吊るすタイプともなるとちょっとレベルが違ってくる。

ボトルをディスプレイできるキャビネット

カウンターと同じくバーにとっての要の部分である。

こちらも云十万するが、ずらりとボトルをディスプレイ出来る様は壮観である。

水道、流し

これを引っ張ってくるとなると、かなりの覚悟と家族との相談。そして大規模なリフォームが必要だ。
水周りの整備は自分一人では何とかならないものだが、これがあるだけでバーとしての使い勝手は格段に上がる。お手入れのマメさも肝心だ。

横長の冷蔵庫(業務用か)

オンザロックの氷、おつまみ、カクテルのフルーツ。
本当に楽しむのなら冷蔵庫も欲しいところ。
高さを出さず、カウンター内に隠れるものが良い。

小さな冷蔵庫で対応するのも構わないし、そもそも台所のもので我慢もできる。
ただし冷凍庫は、飲むお酒によっては専用のものが必須のアイテムだ。
ロック用の氷は何とか準備できた方がいいし、
テキーラのような度数の高いものを冷やしておくために。


丸氷の作り方を見てると、やっぱり流しも欲しくなる。


スピーカーとコンポ、ホームシアター

良いお酒を良い場所で飲むのならジャズやクラシック、自分の好きな曲をゆったりと身体全部で聞きたいもの。
ホームシアターで洋画を流しながら晩酌というのもイイ。シアタールームをすでに持っているのなら、ちょっとそこにバーの要素を足せば良い。調光できるような設備もあればベスト。シアターとバーの2WAYに対応できる。
すでにそう言った場所にちょっとお酒を置いている人もいるのではなかろうか。

その他、お酒を作る器具

これは突き詰めたらキリが無いし、どんな境遇でもある程度揃えることが可能なものだ。
バースプーン、メジャーカップ、ミキシンググラスくらいはあって使わないことは無い。
振れる自信のある方はシェーカーも。
それから、グラスも欠かせない。
オールドファッショングラス(ロックグラス)やストレートグラス、ショットグラス、カクテルグラス、コリンズグラス、など、飲みたいお酒のジャンルによって本当に多彩なグラスが欲しくなってくる。


他には、
ペストル、スクイーザー、カクテルピンetc......
中には技術で補えるものもあるので、すべて持っていればすごい、というものでもない。
極めてしまったらお店が開けるレベルだが、のめり込める楽しさがある部分でもある。

理想から引き算して夢を現実に

けれど現実はそう上手くいかない。
そもそもこれらの設備は、実際に店でもやるの?と言わんばかりの代物たちである。

丸々一式を揃えるのは諦めて、現実に合わせて軌道修正してみよう。


そもそも部屋をまるごと一つバーにというのが夢物語だ。
そこで、4畳以下のスペースを用いて出来る、小改造をおススメしたい。
ちょっと広い部屋の一角や、一人暮らしのワンルームであれば、
他のスペースと物を共有することで、十分ホームバーライクなインテリアを作ることが出来る。

L字型のカウンター、そして椅子

ある程度のものであれば、椅子込み10万以内で用意することが出来る。



安っぽさはさすがに残るかもしれないが、ダークブラウン等のシックな色合いやライティングでそれなりに見せよう。
椅子は食事やデスクワークと共有。カウンターに見合ったものをあてがわないとせっかくの雰囲気が台無しだ。椅子に関しては、また別途、自分が気に入るものにお金をかけてもいいのかもしれない。

あまり広くないのであればこの項目に目を瞑り、いつものテーブルで妥協する選択もあるが、そもそもの趣旨が大きく崩れる。

オレンジの温かみのある照明

ぜひとも間接照明を駆使してシックな雰囲気を盛り立てよう。加湿器やディフューザーでライトアップされるものもあるが、総じてメインの光源としては足りない。ライティングは結構奥が深く、それが成功するだけでハッタリを利かせることも可能だ。

ボトルをディスプレイできるキャビネット

キャビネットには特に意識してもらいたい。
お洒落に飾ることもそうだが、二つの留意すべき要素もある。

先ずは高温な場所や余計な光の当たる場所に置かないこと。
これはお酒の成分の変質を避けるため。

次に埃が被らないようにする対策。
ワンルームであれば、念入りに掃除をしていても、寝具や衣類のせいですぐに埃が溜まりやすい。折角集めたボトルも、埃が被っていては見苦しい。

この二点に気をつければ後は大抵自由。
木のものでもガラス張りのものでもいいため、一番自由度の高い部分でもある。
バーらしさを出せる最後の砦でもある。何もかもを諦めてお洒落にお酒をディスプレイ。
これだけでもバーっぽさは少し保てる。
ずらりと並べた酒の貯蔵で、バーの雰囲気を醸し出そう。

水道、流し

大人しく備え付けられた範囲のもので対応しよう。

冷蔵庫

ミニの冷蔵庫、冷凍庫であればどこにでも置くことが出来るものだ。
飲む酒に応じて余裕があるならば手を出せばいい、と言ったところか。

スピーカーとコンポ、ホームシアター

削ろうと思えば削れる要素。
ある程度の広さがなければ楽しめないだろうから、ホームバーを始めるから必要、というものでもない。

ジャズの音源とそれを流すスピーカーくらいは持っていた方がいいかもしれない。
ビルエヴァンス、チェットベイカー、エラ・フィッツジェラルド、サラヴォ―ン……
個人的に好きなアーティストを並べ立ててみたので参考に。

その他、お酒を作る器具

ここは一番差の出にくいところだが、
飲みたいものに応じて揃えるものであるし何より使いこなせなければ意味は無い。

好みに合わせて必要なものを揃えよう。

夢は現実となると少し残念。だからこそ……と開き直る。

貴方は今、夢破れて、少しの(人によっては大いに)コレジャナイ感に見舞われていることだろうが、それもまた人生。
限られた空間でどれだけの工夫でそれっぽく見せるかは貴方次第だ。


ドカンと空間を作ることが出来ない分、ちょっと良いお酒をコレクションして、スマートなアレンジを自室に加えることで、ホームバーライクな空間を演出しよう。

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編集部 岡田悠吾

ウイスキーが深まる季節がきました。

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