カテゴリ: カクテル・その他

酸味の利いたカクテルで春の芽吹きを感じてみよう

春は芽吹きの季節。自然が冬を越してまた新たな生命を紡ぎだす季節。
芽吹く、エネルギー、力強さに注目してみた。
あえて似通ったカクテルを列挙してみている。
ここまでウイスキーカクテルを飲みなれた貴方は個々の違いがはっきりと分かるのではないだろうか。

チャーチル ―マティーニ?ではないけれど軽快で奥行きのあるカクテル―

スコッチ・ウィスキーにスイート・ベルモット、ホワイトキュラソー、レモンジュースを加えてシェイクして完成。

チャーチルと言えばマティーニの逸話が有名なので、名前だけ見ればマティーニアレンジかとも思える。
ベルモットの出すボタニカルな香りを、ホワイトキュラソーの甘酸っぱさがしっかりと包み込む。
個人的にはベースとなるスコッチは甘みのあるブレンデッドを選び、ベルモットはビターなノイリ―プラットが好きだ。

オリエンタル―ライムやベルモットが引き立つ、東洋のエナジーをイメージした一杯―

ライウイスキーにスイートベルモット、ホワイトキュラソー、ライムジュースを加えてシェイク。チェリーを添えて完成。
限りなくチャーチルに似ててどことなく異なるカクテル。
ライウイスキーとライムの部分しか変わっていないが、香りが違うだけで全くの別物となる。
ライの優しい風味が、ライムやベルモット、ホワイトキュラソーの香りを引き立たせる。
ベースとなるウイスキーが他を下支えしているようなカクテル。

カリフォルニアレモネード ―バーボンと調和するレモンとライムのはじける酸味―

ウイスキーをベースにレモンジュースとライムジュースを入れ、グレナデンシロップと砂糖を少量加え、シェイクする。
その後タンブラーにソーダと共に注ぎ、完成。
とくにウイスキーの指定は無いが、アメリカンを合わせたい。

甘く、酸味が主張しているので、バーボンの個性とぶつかり合っていい風味を出す。
先駆けの一杯としてスルッと喉を通っていく。

ニューヨーク ―夕日のようなオレンジが綺麗―

ウイスキーにライムジュースを合わせ、グレナデンシロップと砂糖を少量入れ、オレンジピールと共にシェイクし完成。

ニューヨークの夕日(はたまた朝日か)をイメージして作られたというカクテル。こちらも地名を踏まえてアメリカンで頂きたい。黄昏の太陽のようなイメージの色味が綺麗で、飲んで口の中に広がるオレンジの香りがその見た目に説得力を添える。
夕刻に一人でぼんやりと飲みたい一杯。

スコッチキルト ―柑橘とラスティネイルのマリアージュ―

ウイスキーをベースにドランブイを加え、オレンジビターズを少々入れてステア。
レモン・ピールをツイストして風味づけをして完成。

オレンジビターズを入れなければラスティネイルとなる。
ドランブイのハーブや蜂蜜の香りに、元からそこに混ざっていたかのように溶け込むオレンジビターズの親和性はかなりのもの。
様々な風味がエッセンスとして隠れた深みのある味わいである。
ラスティネイルよりも爽やかで春の陽気にピッタリ。

結びに。

グレナデンシロップとベルモットがかなり出張っている印象になってしまった。
それくらいウイスキーと爽やかな柑橘はマッチするのである。(ハイボールにレモンが合うように)
ともあれ、こうも似通ったレシピでありながらも、その風味が異なっていることは結構面白い。
ひとえにウイスキー自体の種類の多さも起因しているし、カクテルを作る側の配合の妙が光るラインナップになったともいえる。


まぁ、御託はこのくらいにして、自分の好きな一杯を見つけて、四季折々の変化をウイスキーと共に楽しんでもらいたい。
ストレートだけじゃない遊びを覚えたら、貴方はもっとウイスキーを好きになれるだろう。

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編集部 岡田悠吾

ウイスキーが深まる季節がきました。

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