カテゴリ: ワイン

1秒つければ1年熟成。

クレ・デュ・ヴァンは1990年代初めごろにフランスで発明された革命的なワインツール。

写真のような形状をしており、先端部分をワインに浸すと熟成するという優れもの。
何と驚いたことに、1秒つければ1年分熟成するのだという。

フランス語で「La clef du vin」、ワインの鍵という意味だ。
閉ざされたワインを開くための鍵といったところだろうか。

フランスのソムリエ、フランク・トマと醸造研究者のロレンザ・ザノンが共同で開発したもの。
もともとは、長期保存するワインが、何年くらいで飲みごろを迎えるか、何年くらいでだめになってしまうのか計測するためのツールであったという。

もちろんこれを1秒浸せばそのまま1年熟成ぴったりの味になるわけではない。
あくまでこれは飲みごろ目安なのだという。

例えばワインセラーを持っていて、高いワインを何本か買ったとする。何年くらい寝かせれば飲みごろなのだろう、ということや、逆に何年以上寝かせると味が劣化してしまうのだろう、ということを計測する際にこのクレ・デュ・ヴァンを使うのである。

なぜ味が変わるのか

いったいなんで味が変わるのだろうか。
その秘密はクレ・デュ・ヴァンの先端の赤銅色の金属にある。

これは銅と銀と金の化合物であり、それがワインの分子構造に作用することで、熟成されたような味わいになるのだという。

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