ウイスキー知識の力試し! ウイスキー検定で知識を深める。

ウイスキー初心者も、ウイスキーに自信のある方も、ちょっと耳を傾けて欲しい。 君たちは『ウイスキー検定』をご存じだろうか。 今回はウイスキー評論家、土屋守氏の監修したこの検定をご紹介したい。

あなたはウイスキーについてどれだけ知ってる?

突然だがここで問題。
シングルモルトのシングルとはどんな意味か。

  1. 単一の原料
  2. 単一の蒸留所
  3. 容量30ml
  4. 1基の蒸留器
 

答えは2.単一の蒸留所

このくらいは簡単だっただろうか。 単一の蒸留所で造られたモルトウイスキーがシングルモルトと呼ばれている。
反対に複数の蒸留所のモルトウイスキーや、グレーンウイスキーなどを混ぜて造られたのがブレンデッドウイスキーだ。

ウイスキーを語る上で、嗜むうえで、やっぱりどこかで知識を深めたいという欲求は出てくるもの。
もしあなたがバーでスタッフとウイスキー談義に花を咲かせたいのなら、それなりに知識は持っておきたい。
他人に胸を張ってウイスキー好きと公言しているのなら、おススメのウイスキーとその理由、どんな製法なのか、なんてことをさらっと説明できた方がいい。

そんなあなたに提案したいのが、ウイスキー検定を受験することだ。
この検定、すでにウイスキーを知っている人にとって痒いところをついてくるような絶妙なレべリングなのである。

例えば、2級のこんな問題はいかがだろうか。

次の中でジャパニーズに分類されないものはどれか。1つ選べ。

  1. ボストンクラブ
  2. エンブレム
  3. ゴールデンホース
  4. セント・ジョージ

答えは4.セント・ジョージ

セント・ジョージはイングリッシュ・ウイスキー。
イングランドはジンだけではなく、ウイスキーも少量ながら生産している。
長い生産停止期間を経て、近年3年ものでボトリングされるまでに熟成が進んできていて、これからも目が離せない。

これからウイスキーを学びたい方もご安心。

むしろ、これから勉強したいと考えているウイスキー初心者の方にこそ、この検定は良いのかもしれない。
ウイスキー評論家として名高い土屋守氏が書かれた、公式テキストも売られているからだ。
ウイスキーの基本についての詳しい解説が載ったテキストになっていて、単純に読み物としても面白い。

1級から3級まで、難易度も分かれている。
まずは3級合格を目指してみるのが良いかもしれない。
公式サイトに過去問も載っている。

ウイスキー検定

どんな問題が出題されるか、もう少し見ていこう。
2級の問題。

次の中でローランドモルトに分類される蒸留所はどれか。1つ選べ。

  1. オーヘントッシャン
  2. グレンゴイン
  3. ディーンストン
  4. ブレアアソール

答えは1.オーヘントッシャン

他の選択肢は全てハイランドのものだ。
ここら辺のモルトになると、聞き及ばないものも出てくるのではなかろうか。

ディーンストンは映画『天使の分け前』に登場する蒸留所。
筆者も恥ずかしながら、この中であればブレアアソールは飲んだことが無い。
花と動物シリーズ、というかわいい名前のシリーズの中の一本だ。

このように、銘柄の地域を扱った問題だけでも、
飲んだことの無いモルトが出てきて、探究心がくすぐられるのではないだろうか。
また、問題のラインナップは銘柄だけではなく、スコットランドを初めとした五大ウイスキーの文化も取り入れている。

3級の問題から。

「蛍の光」の原詩者として知られる18世紀のスコットランドの詩人は誰か。次の中から1人を選べ。

  1. サー・ウォルター・スコット
  2. ジェームズ・バリー
  3. R.L・スチーブンソン
  4. ロバート・バーンズ

答えは4.のロバート・バーンズ

ロバートは無類の酒好きとしても知られ、スコッチウイスキーをベースとした本人の名前のカクテルがあるほど。
なかなかマニアック。
ただウイスキーに対しての知識だけ知っていれば良いというのではなく、幅広い知識が要求されるようだ。

合格者すると、知識も増えて特典ももらえる。ここからがもっと楽しい。

合格者には無料で年に数回ニューズレターが送られてくるため、最新のウイスキー事情が自然と入ってくるようになる。
また、有料の特典として、限定グッズやボトル蒸留所ツアーなどを催しており、むしろ合格した後にこそウイスキーの楽しい世界がグングン広がるような検定となっている。

この検定を受けることには、大きく2つの利点があるように思う。

一つは力試しや、ウイスキーに対する知識が増えるということ。

そしてもう一つは、ウイスキーのコミュニティを広げる手段になるということ。

この検定に向けて勉強していたり、すでに合格している人たちは、無類のウイスキー好きか、その予備軍。
バーで自然とモルト好きが仲良くなるように、この検定をきっかけとして、意外な出会いが待っているかもしれない。

堅苦しいお勉強のようにするのではなく、気楽な趣味として、こういう知識を深めていくのもアリだろう。

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