カテゴリ: ワイン

ワインというのはとても気難しい飲み物だ。
ワインだけでも星の数ほどの種類があるのに、それに加えて食材との相性を考える必要があるからだ。たとえ100万円のワインを開けたとしても、それにふさわしい料理がなければ台無しになってしまう。

レストランならソムリエやシェフにお願いしてワインを選んでもらうのもいいだろう。
だが家飲みではそうもいかない。料理は自分たちで用意しなくてはならないのだ。

いったいどんなワインにどんな食べ物が合うのだろうか、赤・白だけではなくて葡萄の品種や産地でも相性が変わってくるというけれど……。
そんな悩みも、この記事で紹介するソースさえ知っていればすべて解決である。
どれも市販品や、市販品に手を加えた手軽なソースばかりだ。

お手軽度No.1 ウスターソース -軽めの赤ワインにぴったり!

驚くなかれ、赤ワインにピッタリなのがウスターソースだ。
別にとんかつソースでも中濃ソースでもいいのだが、各家庭に必ず一本はあるであろうこの「ソース」、実は赤ワインとの相性が非常によいのである。
トマトやリンゴなどの自然な甘み、複雑な香辛料の香りが、赤ワイン、特にライトボディの赤ワインにきわめてよく合う。

安い赤ワインならウスターソース一本で十分。赤ワインを買ったら、冷蔵庫の余りものにウスターソースをかけて晩酌を楽しんでほしい。

ウスターソースに合うワイン
赤ワイン、特にライトボディのもの。



焦がしバターソース ー白ワインを引き立てる

ごくごく単純に言えば、バターをちょいと焦がすだけのソース。
フランス語では「ブール・ノワゼット」、ヘーゼルナッツのバター、という意味である。
実際にヘーゼルナッツを入れているわけではなくてあくまで「ヘーゼルナッツの色」になるまでバターを熱する、というもの。

このような色になるまで弱火から中火でバターを加熱するだけという超お手軽ソース。最後にレモンをしぼってもさっぱりしておいしくなる。
さっぱりとしたもの全般にピッタリのソース。淡白な白身魚や鳥胸肉、野菜のグリルなどの味を引き立ててくれる。(はんぺんにかけても非常においしかった)
白ワインとの相性は抜群。こってりすぎず、さっぱりすぎずのソースなのでフレッシュで爽快な白ワインとベストマッチだ。

焦がしバターのソースに合うワイン
爽快な白ワイン。2,000円くらいまでのお手頃なテーブル白ワインには、このソースを合わせておけば問題ない。




煮詰めたお酢

「お酢?すっぱいだけじゃんか」と侮るなかれ。
弱火で煮詰めたお酢は酸が飛び、甘みとうまみが出てくるのである。
お酢に含まれている酸味の成分である酢酸が熱に弱いからだ。

白ワインに合わせるなら白ワインビネガーを、赤ワインに合わせるなら赤ワインビネガーを煮詰めてほしい。
そんなもんないよ、という人は普通の米酢を煮詰めてほしい。(この場合は白ワインを合わせることをおすすめする)
野菜、肉、魚を問わず相性がいい。意外なところで、赤ワインビネガーを煮詰めたものは温泉卵にかけても実においしい。
合わせるワインを選ばないのも非常に魅力的。(白ワインならライトなもののほうが合う)




フルーツジャム

意外なものが2連続で続くが、フルーツジャムとワインの相性も実によい。
もちろんかけすぎるのは論外だが、チーズやハム、ベーコンに少しつけると、ワインとの相性が劇的に高まる。
ブルーベリーやストロベリージャムは赤ワインとの相性が、オレンジや桃のジャムは白ワインとの相性がいい。基本的にはワインの色とジャムの色をそろえるのがキモ。
おつまみ系の食材(特にしょっぱいもの)に直接つけてもおいしいし、お酢を煮詰めるときにすこしいれるのもよい(肉や魚のソースに使える)。




デュクセルソース -高いワインを買ったときはこのソースで!

優れたワインは優れた料理を要求する。
ちょっといいワインが手に入ったときは、ソースや焦がしバターではない少し本格的なものを用意したい。そこでぜひ作っていただきたいのが茸をふんだんに使用した「デュクセルソース」だ。
これまで紹介したものに比べたら少し手間がかかるけれども、それでもお手軽、ぜひ挑戦してみてほしい。


レシピ

材料

・お好きなキノコ(マッシュルームは必ず入れたい)好きなだけ
・ニンニク 2欠片
・バター 適量
・塩胡椒 適量
・赤ワインor白ワイン 適量
・生クリーム 適量

実際の手順

1.ニンニクを刻み、バターとともにフライパンにいれ、弱火にかける。

2.お好みのキノコを刻む量はたっぷりの方が作りやすい。マッシュルームは最低10個は用意したいところ。

3.刻んだキノコをフライパンに入れ弱火でじっくり炒める。キノコのかさが最初の半分くらいになるまでじっくりと炒めてほしい。

4.赤ワインに合わせるソースなら赤ワインを、白ワインに合わせるなら白ワインを加える。キノコがひたひたになる程度。

5.入れたワインが煮詰まってソース全体がドロドロになったら、生クリームをお好みの量入れて、塩胡椒で味を調える。ミキサーでなめらかなソースにしてもいいし、そのままでキノコの触感を楽しんでもよい。

ポイント
・赤ワインは弱火で煮詰め、白ワインは中火~強火で煮詰める。赤ワインは弱火で煮詰めると甘みが出るし、白ワインは強火で煮詰めると酸味が飛ぶ。

デュクセルソースに合うワイン
赤ならフルボディのもの、白なら重ためのもの(樽をきかせて熟成させたシャルドネなど)と非常に相性がいい。特にシラーとの相性の良さは特筆に値する。赤身のステーキにたっぷり載せて召し上がれ。

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