カテゴリ: カクテル・その他

ウォッカも透明、ジンも透明。

ジンについては上を参照されたし。
ジンとウォッカの違いを簡単に判別するなら、匂いであろう。
ジンはセイヨウネズを筆頭とした多くの薬草を添えて蒸留したお酒なので、匂いを嗅げば一発で判断出来よう。
対してウォッカは、連続で蒸留を繰り返しアルコール濃度を高め、おまけに白樺の炭でろ過までするため、基本的には無味無臭。その性質が大変便利なのでカクテルに使われやすいのである。

実は本場でも危ういウォッカの定義。

ウォッカ、ジンともに本場であるヨーロッパでは、どこまでの蒸留酒をウォッカと定義するかで論争となったという。
俗にいうウォッカ戦争だ。
ポーランドやスウェーデンは穀物、ジャガイモが原料のもの以外はウォッカとは認めない考えを主張し、
イギリスやオランダはサトウキビやブドウが原料のものも認めるべきという考えを持って対抗した。
この議論は5年の間の協議の末、2007年12月17日に決着。
「原材料を明記することによって、ウォッカと認める」という結論で双方が合意したのだとか。

ヨーロッパでこれだけあいまいなのだから、極東の国、日本ではなおさら判断が難しかろう。

カクテルでの使い勝手が圧倒的に良い。プレミアムなウォッカには、水割りもおススメ?

上の記事でもご紹介したとおり、カクテルでの飲み方がメジャーだ。
特にフルーツ果汁を用いる場合、癖無くアルコールを添えることの出来る点で、他にはない評価が得られよう。

また焼酎の甲類とも似ている部分もある。(いわゆるホワイトリカーみたいなもの)
梅を漬け込んで梅酒にするがごとく、ウォッカも色々なものを漬け込んだフレーバードウォッカと呼ばれる種類のものがあり、こちらは匂いも味もある。
自分流のフレーバードウォッカを作ってみるのも良いだろう。

水分を多く含んだ果物には、ウォッカを差し込む。

フルーツの中にウォッカを浸漬させる楽しみ方もある。
一番メジャーなのはスイカウォッカだ。
スイカに瓶口の形に切れ込みを入れてぶっさすだけ。

フルーツなら何でも漬け込むことが出来るので、色々なもので試してみよう。

プレミアムウォッカにおいて、水割りは妥協ではない。むしろ追求だ。

プレミアムなウォッカは、キンキンに冷やしたあとでクイッと飲むのも良いが、
水割りにも適している。
ウォッカを水割りなんて生ぬるい!なんて向きもいるかもしれないが、
品質にこだわったウォッカなら話は別。
微妙な芳香や口当たりの変化を楽しむために、徐々にウォッカを入れていくのである。
これらのウォッカは喉でヤるものではなく、ゆっくりと舌の腹で転がして味わう。
その滑らかなウォッカをより存分に楽しむために、あえて少量の水を加えることをお勧めしたいのである。

独断と偏見にまみれたおススメのウォッカ

アブソルートウォッカ

シンプルだが世界的に見て人気のウォッカ。
オールドファッションのグラスにロックアイスを投げ入れ、グッとライムを絞ってアブソルートを注ぐ。それだけで十分に美味しいウォッカライムは完成する。
クリアでドライな印象が強いアブソルートはワイルドなカクテルが似合うだろう。

グレイグース

フランス産の最高級冬小麦とコニャック地方のシャンパーニュのライムストーンのナチュラルスプリングウォーターを使って作られたプレミアムウォッカ。世界のセレブ達も愛飲している。
麦はこだわればこだわるほど味に本当に違いが出る。
カクテルにしても、この上ない美味しさのものが出来上がるが、ロック、ストレートで味わってもらいたい。

ズブロッカ

変わり種のフレーバードウォッカ。
バイソングラスという薬草が一本、瓶の中に入っていて面白い。
この草がほのかな桜の香りを出していてクセになる。
春先にトニックで割るととっても雰囲気が出るお酒。

個性が無い、様に見えてハマると深い。

色んなフレーバーがあり、色んなアレンジも出来るウォッカ。
その遊び方の自由度が、人気の理由に一役買っているのかもしれない。
プレミアムなウォッカに至っては、汎用性と慎ましい個性とを兼ね備えている。
そんなウォッカの魅力に、貴方が気付けたら幸いである。

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