罰ゲームにしてはもったいない。実はおいしいテキーラとその飲み方。

誰もが知っている、強いお酒の定番の一つ、テキーラ。罰ゲームに使われることがおおいが、まったくもってその限りではない。今回はおいしいテキーラを紹介したい。

テキーラ、と聞くとなぜだか罰ゲームを思い浮かべる人が多い。
テキーラ=ショット=罰ゲームというイメージが強い。大衆向けのパブ的なバーや、若者向けのパーティ会場などで罰ゲーム用に提供されていることが原因だろう。
ゲームに負けて仕方なく一気飲みする。そんなイメージがついてしまっているところがある。

しかし、テキーラというのは美味しいお酒なのだ。今回は、それを知っていただきたくてこの記事を書いてみる。

テキーラとは?

テキーラの原料、リュウゼツラン

テキーラはリュウゼツラン(AGAVE)から作られる蒸留酒で、メキシコの一部の地区で生産されるもの。サボテンで作られるというのは誤解だ。
リュウゼツランで作る蒸留酒の総称はメスカルといい、その中で特定の生産地で作られるのがテキーラ。言ってしまえばスパークリングワインの中のシャンパンみたいなものだ。
テキーラを名乗るには細かい規制があって、
・リュウゼツランを51%以上使用していること
・特定の場所で作られていること
・35%-55%のアルコール度数であること
などである。
安いものから高いものまであるが、日本で手に入るものはおおむね上澄みの部類。

強いお酒であるが、酔い方は独特で、悪酔いが少ない。
人によるかもしれないが、テキーラだけを飲んでいて、二日酔いや悪酔いしたことは全くない。
気持ちよく酔って気持ちよく眠れるお酒だ。(なお、悪酔いが少ないのはAgave100%のものに限るらしい)

また、少量であればダイエットや健康にも役に立つとされている。

プレミアムテキーラの流行

以前は罰ゲームのイメージの通り、手っ取り早く酔っぱらうためのお酒という側面が強かったテキーラだが、現在はいいものをゆっくり飲むという風潮に変わりつつある。
テキーラの大量消費地であるアメリカでは、ハリウッドでのプレミアムテキーラブームを皮切りに、どんどん高級志向が強まっている。
日本でも、少しずつドン・フリオなどの高級テキーラの知名度が上がっているように感じる。

テキーラの等級について

ブランコ(Blanco)

ブランコ(Blanco)は、スペイン語で白という意味。これは樽熟成をしないため、無色透明なもの。もしくは熟成しても60日以内のもの。
シルバーと呼ばれることもある。全体的に若くとげとげした感じのテキーラになる。
テキーラのきつさを味わいたいからとブランコを愛好する人もいるが、基本的には安めで酔うためのお酒であることが多い。

レポサド(Reposdo)

レポサド(Reposado)は、60日以上1年以下の樽熟成をしたもの。(もしくは、600L以上の大きさの樽で60日以上熟成したもの。)
このレポサドからがこの記事で紹介したいテキーラとなってくる。値段は大体2000円前後から見つかる。
樽熟成しているため少しウイスキーに近い色が出ているのが特徴。

「ゴールド」という名称も存在するが、レポサドと併記がない場合はレポサドとブランコを混ぜたものである可能性が高い。
余談だが、スペイン語では発音するときに冒頭のRは巻き舌で発音する。

アネホ(Anejo)、エクストラアネホ(Extra Anejo)

アネホ(Anejo)が1年以上、エクストラアネホ(Extra Anejo)が3年以上の樽熟成をしたもの。

値段も安いものでも3000円ほどと決して安いとは言い難いが、味は後悔のないものだろう。
特に、ウイスキー好きには是非試してもらいたい。テキーラのイメージが変わること請負だ。

テキーラの飲み方

さて、テキーラの飲み方だが、基本は二つ。そのまま飲むか、カクテルにするかだ。

そのまま飲む場合

そのまま飲む場合は、ショットグラスに入れて、ライム(またはレモン)と塩を添えるというのが定番。
このライム、コロナみたいにテキーラの中に入れたりするのではなく、先にかじる。強いアルコールから喉を守るために、ビタミンcの含まれるライムを先にかじっておくのだそうだ。そして、テキーラをぐいっと飲んだら、少し塩をなめる。これがいわゆるテキーラの飲み方というやつ。

しかしながら、いいテキーラを飲むときはぐいっと飲む必要はない。
テキーラは香りを楽しむお酒でもある。まずは香りを楽しんで、ゆっくり飲めばいい。
ライムと塩も香りに華を添えてくれる。

カクテルにする場合


テキーラの香りを生かしたカクテルには様々な種類がある。
テキーラサンライズやマルガリータ、テキーラトニックなんかが有名だ。
テキーラベースのカクテルに関しては、後で改めてまとめる。

おすすめのテキーラの銘柄

プレミアムテキーラブームの火付け役で、ハリウッドにもファンの多いのがこのパトロン。 Anejoで最安5000円少々と、決して安いとは言えないが、味は折り紙つき。 蜂蜜のようなまろやかさ、と称されることも多く、まろやかで上品な甘さがある。 ウイスキー党に試していただきたいテキーラ。 なかなか、テキーラのイメージを変える美味しさがある。

テキーラ製造の雄、クエルボ社の1800レポサド。こちらは3000円前後で手に入り、スーパーや普通の酒屋でも手に入ることがある。 爽やかな香りで、甘さが先行する。パトロンに比べてすっきりとした口当たり。

じわじわと人気を広げるテキーラ。
是非、良質なものをゆっくり味わってみてほしい。
罰ゲームで飲むのもたまにはいいけど、美味しくゆっくり飲むのも乙なものだ。

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