栄光の歴史、アイリッシュウイスキーとは?その魅力とおすすめの3本

アイリッシュウイスキー、と聞いてピンとくる方はどれくらいいるだろうか?五大ウイスキーのなかでも影が薄いアイリッシュウイスキー。今回はそんなアイリッシュについてご紹介。

五大ウイスキーの小人、アイリッシュ

五大ウイスキーというやつがある。

バーボン、スコッチ、ジャパニーズ、カナディアン、アイリッシュ。

バーボン、スコッチ、ジャパニーズあたりは日本人にとってもなじみが深いが、アイリッシュ、カナディアンというとピンとこない人も多いのではないだろうか?
実際アイリッシュの生産量は五大ウイスキーの中でも最低だ。

しかし、だからと言ってアイリッシュウイスキーに魅力がないというわけではないのだ。

ウイスキーの祖、アイリッシュ

一説によると、ウイスキーのルーツはアイルランドにあるらしい。

今ではウイスキーというとスコッチであるから、スコッチだと思っている人も多いのだろうが、
少なくとも「ウイスキー」という言葉の語源は「命の水」を意味するアイルランド語なのだという。

また、現存する最古のウイスキー蒸留所もアイルランドにあるものだ。(厳密にはイギリス領北アイルランド)

古ければいいというわけではまったくないんだけれども、アイリッシュが五大ウイスキーで最もマイナー扱いを受けているのはなんだかしっくりこない。(私が個人的にしっくりきていないというだけなのだが。)

ウイスキーといえばアイリッシュだった時代

かつてウイスキーといえばアイリッシュであった。
19世紀のころの話だ。

その当時、ウイスキー市場のシェアのうち六割をアイリッシュが占めていたのだという。
今のスコッチウイスキーのシェアが七割だということを考えると、アイリッシュの人気の凄まじさがわかりやすい。

ところが二十世紀にはいると、アメリカで禁酒法が成立したこと、またイギリスとの独立戦争により経済制裁を受けたことなどが重なり、急速にシェアを落としていくことになる。
1950年代には蒸留所の閉鎖も相次ぎ、十九世紀には百を超えていた蒸留所も、今では四つしかない。

アイリッシュの魅力

アイリッシュウイスキーの魅力は、その癖のなさだろう。

強烈なピート臭をもつスコッチや、やたらと甘ったるいバーボンと違い味わいに癖がなく飲みやすいのは、三回も蒸留しているから。

そういう意味で、ストレートを初めて試してみる、という方にもおすすめできる。

歴史でいえば一番古いのに、なぜか若々しい香り、味わいである。

おすすめの3本

タラモアデュー

最もアイリッシュらしいアイリッシュウイスキーだ。
無垢なのに、どこか洗練されている。また歴史があるのに非常に若々しい。

スコッチに比べると飲みやすさが際立つ。
40度というアルコール度数を感じさせない飲みやすさで、ウイスキーが苦手な方に飲んで頂きたいとすら思う。

2000円以下で売っているところが多い。

ジェムソン スタンダード

タラモアデューに比べ、より酸味が立っているように感じられるのがジェムソンだ。
タラモアデュー同様非常に滑らかで飲みやすいが、決して味が薄いというわけではない。

その証拠に、ストレートで飲んでもアルコールの刺激が刺さらない。

また、水割りにするとフルーティな香りが広がって面白い。

価格は1800円ほど。

ブッシュミルズ ブラックブッシュ

最も歴史が古く、なんと400年以上の伝統を持つアイリッシュウイスキー。
ジェムソンやタラモアデューとちがって「イギリス領北アイルランド・アントリム州(ジェムソンやタラモアデューはアイルランド共和国)」のウイスキーである。

香りは深いが飲みやすい。コカ・コーラで割ると、バニラの香りがお互いに増幅し合っていいという人もいるが、ストレートでも飲んでみてほしい。

4000円ほどで買える。

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