家で最高のジントニックを作るには。

簡単で奥が深いカクテル、ジントニック。作り方とこだわるべきポイントを解説します。

バーや居酒屋でおなじみのカクテル、ジントニック。
全カクテルの中で、一番知名度の高いカクテルではないだろうか。
ジンの90パーセントはジントニックとして消費される、なんてデータもあるくらいだ。

作り方は簡単。ジンとトニックウォーターを注ぎ、混ぜるだけ。最後にライムをしぼる。
これだけで美味しいジントニックができる。できるんだけど、少しこだわってみるのはどうだろう、というのが今回のテーマだ。

ジントニックは、カクテルの基本である。基本だから簡単というのではなく、基本というのは奥が深い。
シンプルな中に、バーテンダーの数だけの作り方があると言っても過言ではない。
だから、バーに行ってジントニックを頼んだら、つい、手元を見てしまったりする。おいしいジントニックは本当においしいのだ。
ジントニックの出来が素晴らしいと、その後のドリンクにも期待が高まる。

ジントニックが肩ひじ張ったカクテルではないのは承知だ。その上で、自宅でもおいしいジントニックを作るにはどうしたらいいのか、気を付けるポイントを考えていきたい。

前提:すべての家カクテルに言えること

ジントニックを作る前に、美味しいカクテルを自宅で作る前提として、
・グラスを冷やしておくこと
・氷は(コンビニ氷でいいので)買ったものを使うこと
だけはあげておきたい。もし普段冷蔵庫付属の製氷機の氷を使っていて、常温のグラスを使っているのだったら、これだけで飲み物全般がかなり美味しくなるはずだ。

グラスを冷やすのは、氷水を使うのがベスト。グラスに氷を入れ、水を注ぎ、かき混ぜて中身を捨てる。
これでグラス内部が十分冷える。(冷蔵庫で冷やすとにおいがついてしまったりするのだ・・・。)

グラスに入れる氷は、可能であれば大きめのもののほうが、カクテルが薄まりにくい。
これはジントニックに限らず、カクテル一般の話である。

ジンの銘柄にこだわってみる。

ベーシックなジントニックを作るお店では、ビーフィータージンを使っているお店が多いように思える。
ビーフィーターでももちろん美味しいのだが、ジンの魅力の一つは、プレミアムと呼ばれる価格帯でもそれほど値段が張らないことにもある。

どうせジントニックにしちゃうなら同じでしょ、と思うなかれ。ジントニックはきちんとジンの個性が出るカクテルだ。だから、どのジンで作るかにこだわるというのは結構面白い。
プレミアムジンで作るジントニックというのは、相応の美味しさがあると強く主張したい。

個人的なオススメは、タンカレーだ。芳醇な香りがジントニックでも生きてくる。
(今までで一番おいしいと思ったジントニックは、都内のバーで飲んだタンカレーナンバーテンを使ったもの)
自分はどういうジンが好きなのかわかったら、そのジンを使ってジントニックも試してみてほしい。

トニックウォーターは、瓶のものを。

ジントニックの味を大きく左右するのが、このトニックウォーター。
いくら美味しいジンを使ったって、トニックウォーターがまずかったらまずくなってしまう。
注意するべきは二つ。
・開けてすぐのものを使うこと
・ビンのものを使うこと
これはどちらも、炭酸が抜けてしまうのを防ぐためのこと。炭酸の抜けたジントニックほど悲しくなるものはない。瓶が一番炭酸を保つことができるから、基本的に炭酸飲料は瓶がベストなのだ。(捨てるのが面倒だが・・・。)

また、トニックウォーターの銘柄にもこだわってみてもいいかもしれない。

フィーバーツリーは高いが、相応の価値はある。個性が強いので、ジンの香りを楽しみたい!!という方は避けてもいいかもしれない。ジントニック本来のキナの香りが楽しめる。

普段から飲むのなら、シュウェップスがおススメだ。苦味と香り、甘さがちょうどよく混じりあっていて、特にタンカレーとは最高に合う。

実際の作り方。

基本的な材料は
ドライジン 45ml(グラスが小さい場合は30ml)
トニックウォーター 適量 (45mlに対して120mlが目安)
ライム 1/8カット
だけだ。これを、氷で満たされたグラスに注いでいく。

美味しいジントニックを作るとき、注ぎ方には二つの方法があるので、紹介しておく。

①常温のジンを使う方法
常温のジンを先に注ぎ、冷えたトニックウォーターでグラスを満たしていく。そうすると、下にあるジンのほうが温度が高いので、混ざりやすくなる。一回軽くステアしただけで十分混ざったジントニックができる。
何より炭酸のキレが大事!という方にオススメな方法。ステアの回数を最小限に抑えることで、炭酸がしっかり残った、美味しいジントニックができるのだ。

②冷凍庫で冷やしたジンを使う方法
冷やしたジンの場合も、注ぐ順番は一緒。なのだが、キンキンに冷やしたジンを使う場合は、しっかり下から上に持ち上げるようにステアしてあげる必要がある。下にある氷を上に持ってくるようにする。そのあと二回ほどステアするのがいいだろう。冷やしたジンの口当たりの良さを楽しめる。

どちらを選ぶべきか、というのは非常に難しい問題だけど、ジンの口当たりを楽しみたいという方は②を、炭酸命!という方は①を選んでみてはいかがだろう。(余談だが、筆者は基本的にジンを冷凍庫で冷やしているので、②でジントニックを作る。)

どちらも、ステアしすぎないのがポイント。炭酸が抜けてしまわないように。
また、ステアの前に、一度底から上までスプーンを持ち上げてほしい。
上下で分かれているジンとトニックを最小限の回数でしっかり混ぜるには、これがいいと思う。

で、最後にライムを加える。
ライムの注意点は、新鮮なものを選ぶ(緑の強いもの)ことと、皮をしっかり洗剤で洗うこと。ライム、特にメキシコ産はかなり農薬が使われている。そのため、皮ごと使う場合はしっかりと洗う必要がある。

ライムは、軽く絞ったあとグラスの縁につけ、残った果肉をグラスに落としておくのがおすすめ。
お好みで、氷のみの段階でライムを絞っておくという手もある。そうすると香りがよくなじむ。

ライムの香りが邪魔だ、という人は少しだけ絞って脇においておいても良い。

ライムに関しては、是非ジュース等でなく本物のライムを使って欲しい。香り立ちがやっぱり違うのだ。

おわりに

ジントニックは基本であり、メニュー自体は簡単だ。誰でも作れる。しかしながら、無限にこだわりようがあるし、好みもいろいろ。
初めてのバーに行って、ジントニックにこだわりが見えると、その後のカクテルの期待感も一気に上がる。

バーで美味しく飲むのもいいけど、自宅でも作りたくなるのがジントニックだ。
だからこそ、自分で美味しいジントニックが作れたら最高なのだ。

自分なりの最高のジントニックの作り方があったら、是非ACCETORYにも教えていただきたい。
また、ここのジントニックが最高!というお店があったら、ぜひ教えてほしい。
(半分は個人的な興味だけれど・・・。)

たまには家でジントニックっていうのも、いいものですよ。

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