カテゴリ: ビール

クラフトビールは、知識で飲むものではない。はっきり言って、美味しければそれでいいと思う。

しかしながら、いろんな用語が出てくるし、覚えていると表現や楽しみ方の幅が広がるというのもまた事実だ。今回は、クラフトビールについて調べていると出てくる、ちょっとわかりづらい単語について解説していく。

ビールの種類に関しての用語

ホップ

ホップとは、セイヨウカラハナソウの毬花のことだ。写真のような植物だとわかればいいと思う。
もともとはホップを使わずにビールを作るのが主流だったが、殺菌効果があって、保存に強くなることから、ビールに添加され始めた。その後、ホップを使うのが主流になり、今では欠かせない要素となっている。 現在の役割は主に「苦味」と「香りづけ」だ。

いろいろな品種があって、味も香りも異なる。例えば有名なアメリカ産の「カスケード」は柑橘系の爽やかな香りと苦味を持ち、IPAでよく使われる。
ホップの種類を見れば、なんとなくどんな味がするかわかるようになるが、そこそこマニアの域。

スタイル

スタイルとは、ビールの種類のこと。IPA、ペールエール、セゾン、ピルスナー、ヴァイツェンなどなど。スタイルごとに作り方がある(と言うか、作り方などを中心にスタイルにわけられている)から、スタイルを聞くと味が大体想像つくわけだ。だから、今回の用語の記事で一番覚えるべきはこれ。むしろこれだけで十分とも言える。
各スタイルの説明については、こちら(クラフトビールのスタイルまとめ)にまとめてあるので参考にしていただきたい。

お店で見る用語

クラフトビールのお店に行く時に一番ハードルが高いのはこれ。用語がちょっと面倒なのだ。
とはいえ、もはや皆さんスタバの呪文にも慣れてきているのではないかと思う。
スタバよりは簡単なので安心してほしい。(?)

ビアパブ・ブルーパブ

こちらはお店の種類。
ビアパブはビールをメインにしたパブ(飲み屋)で、その中でも特に併設された醸造所でビールを作っているところを、ブルーパブという。
ビールが劣化する移動という要素がなく、新鮮なビールが楽しめるので、クラフトビール好きにはたまらない場所だ。
有名なのは、代官山のスプリング・バレー・ブルワリーや、T.Y.ハーバーなど。
都内のブルーパブに関しては以下にもまとめたので合わせてどうぞ。

タップ

ビールを注ぐ注ぎ口のこと。(タップ:注ぎ口、蛇口で、英語では水道水をタップウォーターなんていう。)
「タップがたくさんある」なんて表現を見かけることがあるが、これは、「準備しているビールの数が多いですよ」ということだ。20タップを揃えるお店、なんていうのも同じこと。
上の写真のように、ビアパブに行くとずらっと並んでいたりする、写真が撮りたくなるアレだ。

ハンドポンプ

こちらは、ビールを手で動かすポンプで注ぐ方法。タップではガスを加えたりするのに対し、ハンドポンプでは井戸の要領でそのまま汲みとるので、若干炭酸が弱くなる。
「リアルエール」と呼ばれる炭酸ガスを加えないビールなどで使う。
また、少量生産のビールや、残り少なくなったビールで使うことも。(残り少ないんでハンドポンプでしか出せないんですが、いいですか?と聞かれたことがある)

ビアフライト

そのお店のビールがいくつか楽しめるサービス。大体、普通のサイズより少し量が少なく、いくつか飲めて値段は控えめというありがたいもの。上の写真みたいに出てくる。初めて入ったビアパブなんかでは、まずビアフライトを試してみる、というのもおすすめ。

パイント(1pt.,1/2pt.)

ビアパブなんかに行くと「生中で」なんてわけにはいかず、この「パイント」という単位で頼むことが多い。これは英語で量を表す単位なのだが、困ったことにアメリカの「USパイント(473ml)」とイギリスの「UKパイント(568ml)」の2種類存在する。つまり、
1pt.(UK)=568ml
1/2pt.(UK)=284ml

1pt.(US)=473ml
1/2pt.(US)=237ml
となる。USとUKとで量が違うので、頼むときはご注意。
ちなみに、中ジョッキはおよそ400ml(350-500ml)。

ビールの味、見た目に関する用語

Alc.以外は比較的マニアック。専門店に行くとたまに書いてあったりするので、知ってると話が早い。
知らなくてもあんまり問題はない。

IBU

これは、"International Bitterness Units"の略、つまり、国際的な苦味の単位のこと。この値が大きくなればなるほど、苦味が強いビールとなる。
ピルスナーやIPA、スタウトなんかは、IBUが高くて、ヴァイツェンやフルーツビールなんかはIBUが低い。

Alc.

説明するまでもないかもしれないが、アルコール度数のこと。アルコール度数もスタイルによって結構違ったりする。基本的には4-10%くらいだが、たまに度数が高いものがある。バーレイワインなんかだと、20%ほどのものも。世界的には、40%を超えるビールも存在する!(飲んだことはないが・・・。)

SRM

ビールの色を表す単位。"Standard References Method"の略。値が大きくなると、色が濃くなって、透明度が下がる。上の写真だと、右から左に行くにつれて、SRMが上がっていく。
例えばピルスナーだとSRMは低い(3-6くらい)だし、スタウトなんかだと高くなる(60-70)。
SRMの数値が大きければ大きいほど、色が濃いってことだけ覚えておけば、問題はないと思う。




クラフトビールの楽しみ方は人それぞれ。
知識を集めて用語を覚えるというのも間違いなく楽しみ方の一つ。
飲むだけで十分、という方も、スタイルの名前を覚え始めると途端に楽しくなってくる。

初心者のかたはスタイルからでいいので、ぜひ少し読んでみてほしい。

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編集部 y.hatakeyama

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