カテゴリ: ワイン

泡を呑まなきゃ勿体無い!夏!!

夏といえば「キンッキンに冷えてやがる・・・ッ!」なビールって人も多いのではないでしょう か。
炭酸のシュワシュワでガブガブと楽しむ。最近ではクラフトビールも美味しいし。 でもワインにもあるんです泡!

スパークリングワインですね。

ただ、意外と率先して呑んでる人がいなかったり難しそうに思ってる人、多いのじゃないかしら?

・いろいろあるけど、どれを買えばいいの?

・必要なモノって何かあるの?

・呑み頃にするにはどうすればいいの?バケツで冷やすの??

・飲みきれなくて大変そうなんだけど?

・開けるときに気をつけることってある?

というわけで
「スパークリングワインはかなりサクッと簡単に呑めて楽しめるんだよ」 というお話。
それも、あくまでも「一般家庭でのお話」で。

*ガッツリとシャンパーニュを呑みまくってる人に「何言ってるネン!」って感じるかもネ。

その1:ひとまず泡のスタイルは3種類 と単純に考えよう。

クイズです。
この2つ、どっちがシャンパーニュ(シャンパン)でしょうか?
はい、超簡単ですね。→(右側のほう)です。ドン・ペリニヨン。ドンペリよドンペリ。 と、ここで
「え、←(左側)はシャンパンじゃないの?」

「何がどう違うの??」

今回はそう思った方向けの記事であります。
実はシャンパン=シャンパーニュという言葉は、厳密には
「シャンパーニュ地方で作られた伝統的かつ規定を守って作られたスパークリングワイン」 という意味であって、泡がついてるワインを必ずシャンパーニュと呼ぶのではないのです。

っていうか、そう呼ぶと怒られます。
また、シャンパーニュ地方の人は「シャンパンって呼ばれたくない」んだとか。
更に!そのシャンパーニュを目指したワインさえもそれぞれに呼称を持っています。
フランチャコルタ、カバ、メトード・キャップ・クラッシック・・・・・・

うーん、面倒くさいですネ。この横文字感の多さは泡に限らずワインが近寄りがたい印象に なってる原因のひとつ。

なので、これをめちゃくちゃ簡略化してお伝えしましょう。

シャンパーニュの最大のポイントは「瓶内二次発酵」という作りで時間をかけて作っているかどうか。
トラディショナル方式、といいますが、これしてるかどうかで味の本格さと値段に関わりが あります。

基本的には、この「瓶内二次発酵かそれ以外か」と「辛口か甘口か」です。
また、製法による味わいのタッチがあったりもしまして、多少値がしても「瓶内二次発酵である」というのはスパークリングワインを呑む上ではポイントになるのです。
価格帯としては、2000円後半ぐらいになりがちではあります。
しかもシャンパーニュに至っては、大きいブランドの低価格が5000円超え平気でしちゃうしネ。

こちら甘口代表なアスティ(というお酒のタイプ)。 糖分がアルコールなる前に仕上げてる為に、ぶどうの甘味が残る訳ですネ。 瓶内二次発酵か、それと甘口かの見分け方は

裏に描いてある場合は親切なのですが、正直なところ店員さんに買う前に「これは甘くない ですか?」「瓶内二次発酵でしょうか?」とだけ聞くのが早いでしょう。
(ちなみに、シャンパーニュやフランチャコルタやカバといった分類はそれだけで「瓶内二次発酵である事が確定」だったりして判別にはいいです。が、覚えるのが面倒な人は呑むウチに気にするようになりましょう)。

それと、瓶内二次発酵でしかも甘口というのはよっぽど探さないとないのです(辛口の中で糖度がどれだけ残っているかの違いはありますが、それは追々わかるようになります)。

従って、泡は
「瓶内二次発酵(トラディショナル)」「それ以外」「甘口」の3種類である
と まずはラフに捉えていいでしょう。
基本的には、トラディショナルを選ぶのが良し。ワイン慣れしてなかったり食後にシュワシュワしたい!というのであれば甘口を選べば良し。

その2:呑む時は泡用グラス、泡用の キャップ、タオルがあればok

グラスについては色んな人が様々な意見を出していますが、まだ家で一度もスパークリングワインを呑んでいないのであれば
泡専用のグラスを先に買ってください。 シャンパーニュグラスというヤツですネ。

底に少し切り込みがあることで、泡立ちを綺麗に見せる事が出来るようになっており、見た目を楽しむ事も大事なスパークリングワインにおいてはまずはシャンパーニュグラスで呑むのがなんだかんだ良いのです。

分類は色々ありますが、泡に関してだけは「泡用の作り」であれば見た目で気に入ったモノでok。

タオルがなぜ必要かというと、開けるときに被せながら行うと多少安全だしちょっと本格っぽいから。

もうひとつあると良いのがスパークリングワイン用のフタです。

シャンパンストッパーなんて名前で販売しているものですね。
普通のフタ(写真→のバキュームワインストッパーは普通のワイン用)だとフタが飛んでしまうのです。
形とかがカッコイイなぁとか気に入ったのでいいので是非お買い求めを。
後述しますが、フタの有無は凄く大事です。

その3:冷蔵庫に一日置いてから飲もう。

様々なところで「呑み頃の温度」というのが書かれており、また温度の大切やスパークリングワインを一気に冷やす方法などが書かれています。

確かに呑む温度大切なんです。 が、ここも単純に言い切りましょう。
冷蔵庫に立てておいて、一日経ってから開けましょう。

冷蔵庫の基本的な温度を考えると、それぐらいであればガッツリ冷えます。
え、買ってすぐに呑みたいですって?
方法はありますし、レストランとかで緊急時にそういう手法も用いられますが、基本的にワインは買った直後(家に持って帰ってきた直後)に飲むと味が乱れてたりします。
急いで冷やす必要がある状況にならない心と時間の余裕の方が大切です。
慌てずにネ、泡だけに。

その4:スパークリングワインだからっ て一日で呑まなくても良い。

泡の出る飲み物、ということだとビールを思い出して皆さんどうにも
「開けたらその場で飲みきらなければならない」 とスパークリングワインに対しても思っているみたいなのですが・・・・・・

スパークリングワインの場合は別!

スパークリングワインは珍しい泡が抜けても美味しく呑める泡の飲料です。

まず、ちゃんと管理してると抜栓の次の日ぐらいまでなら何とかこのぐらい泡を保ちます。

炭酸ガスを入れて泡立てているタイプの場合は別なんですが、こと瓶内二次発酵に関しては泡抜けは意外と遅く、また泡がなくてもそれはそれで美味しかったりします。
実質、ただの白ワイン(ロゼワイン)になるだけですからネ。

またはシャンパーニュマニアという人達が行き着くのも熟成物。
熟成になると泡は相当減ってしまいますが、彼らは「熟成特有の良さがある」といって死に物狂いで数少ない泡の熟成ワインを集めています。
40年前の泡ワインが呑める。ならば、一日程度で最近作られたワインがダメになるってことはないのです。

その為に、既に書きましたがフタを買っておくのが良いんですネ。

翌日になると泡のタッチは確かにヘリますが、逆に「普通の泡のないワイン」になるのです。
飲みきらなくて良い、ならビールじゃなくて泡ワイン買いたくなりません?

その5:抜栓は慣れ。それと注ぐ量には 注意

抜栓の仕方に関しては、既に色んなところで情報がありますし割愛。

動画とかで見たり、またはソムリエが開けている所を見るのが一番早いのです。

基本的には充分に冷やしてあればミュズレ(コルクストッパーとなっている針金つき王冠)をとってもすぐに吹っ飛ぶ事はないので。
ソムリエナイフを使わず開けられるので、その意味でも楽に後々なったり。

なので今回は注ぐ量について

たまにスペインバルとかが売りにしてる「こぼれスパークリング」はやめましょう。

グラス1杯並々注ぐのはそういう演出でお得に見せたいバル特有の注ぎ方です。

香りを立たせる、適切に泡を眺める意味でもグラス半量ぐらいにとどめておくのがいいでしょう。
あと泡がとびますから振らない方がいいですネ。たまーにワインだからって普通のワイン同様に振っちゃう人がいるんですが、研究目的でもなければする必要なしです。

おまけ:王冠集めが楽しいヨ

前述にあるミュズレというコルクストッパー、これを集めてる人って多かったり。

コルクよりもカラフルだし可愛いんですよ。集め方も針金部分をいじって飾りにしたり、針金は外して並べてみたり・・・・・・コレクション用途としても、泡には良さが多いので す。

初心者向けなのに、初心者が買わないスパークリングワイン

いかがでしたでしょか?
意外と気軽なお酒なのです、スパークリングワイン。

でも、管理や飲みきりの心配などもあってか案外避けてる人も多いかと思うのですが・・・本当にもったいない!

スパークリングワインは「とりあえず呑めてしまう」というワインの中でも、入門しやすいワインなのです。 (しかしマニアになるためには一番大変だったりもするという・・・面白いでしょ?)

この夏、クラフトビールもいいですが是非スパークリングワインも呑んでみてくださいまし。
enjoy!

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シンク・P・ノブレス

このライターはフルボディです。http://sinquwine.blog.fc2.com/ 「オタクdeワイン!シンクのティスティングノート」よりやってきた。 「オタクこそワインを楽しめる!」「ワインは萌えだ!」が信条。此方では 「オールユーザー向け地球一わかるワイン入門」 を目指して頑張りまス!ENJOY!!

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