沖縄県の伝統的なお酒『泡盛』とは

沖縄県の地酒として、近年では全国でも広く知られるようになってきた泡盛ですが、実際に飲まれたことのある方は多くないはず。
今回はそんな『泡盛』について紹介しよう。

そもそも、日本酒や焼酎との違いは?

 
泡盛は焼酎と同じ「蒸留焼酎」製法で製造されるのだが、原料となる米と麹が少しばかり日本酒や焼酎とは異なる。

原料となる米は、焼酎や日本酒に利用する日本米ではなく、泡盛では一部の銘柄を除きほとんどが「タイ米」を使用しており、発酵に用いる発酵菌は、主に日本酒では黄麹、焼酎では白麹が使われるのに対し、泡盛造りに使用される麹菌は「黒麹」を使用している。
この2つの原材料は古く琉球王朝時代から変わらず使用されている伝統的な製法で、香りや味わいに泡盛独特の風味を出す要因にもなっている。

また、泡盛にはウイスキーやブランデー、ワインなどのビンテージ物と同じように製造後に蔵などで何年もの時間をかけてお酒を熟成させる「古酒(クース)」という飲み方があり、こちらも世界から高く評価されている。

泡盛の銘柄や飲み方

一言で『泡盛』と言っても種類も様々だ。
現在、泡盛を製造している酒造所は沖縄県内に40ヶ所以上あり、各酒造毎に異なる泡盛を製造・販売している。泡盛の種類も100種類を超えるのだから驚きだ。

日本酒と同様にストレートやロックといった飲み方が一般的だが、二日酔い防止も兼ねた「ウコン(うっちん)割り」や「コーヒー割り」、「さんぴん茶割り」など色々なもので割って飲むの方法もあり、泡盛独特のクセをあまり感じずに飲むことができる。

また泡盛をもっと色々な人に知ってもらおうということで、泡盛ベースの『泡盛カクテル』も生み出されており、こちらも泡盛好きに密かにブームとなっている様子。
日本バーテンダー協会沖縄支部では泡盛カクテルのコンテスト情報も掲載しており、こちらも気になる方は是非チェックしてほしい。

筆者オススメの泡盛

ここまでは泡盛について説明してきたが、実際に著者が飲んで美味しかった・飲みやすかった泡盛から3点を紹介。

・比嘉酒造 残波 ホワイト

沖縄では泡盛といえばやはり「残波」が有名で沖縄県内のどの居酒屋を訪れても9割以上のお店に置いてある。
なかでも白(ホワイト)は特に地元の方に親しまれており、泡盛の中でもアルコール度数25度と飲みやすいのも特徴だ。

・今帰仁酒造 泡盛 カフュール

泡盛を県産シークワーサーで割って飲むので泡盛独特のクセを感じず、シークワーサーのすっきりとした味わいが楽しめる。

・菊之露 菊之露 VIPゴールド

先にも紹介した古酒であり、名前に「VIPゴールド」と入ってるだけに見た目も少しばかり豪華だが、値段としてはそれほど高くはない。
口当たりも非常にマイルドでこちらはロックやストレートで飲むのをオススメ。

現地で飲むのが一番旨いはず

いかがだっただろうか。
普段飲む機会のない泡盛だが、琉球ガラスのグラスに泡盛を入れて飲むだけでも、自宅で簡単に沖縄の雰囲気を楽しめる。
今回の記事で少し紹介した古酒については下記記事でも紹介しているので、こちらも見て頂きたい。

泡盛はここで買え。沖縄で古酒を買うならこのお店

2017.06.29

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